夢のようなポルシェ生活確定! ポルシェ×エアストリームの「トラベルトレーラー」がCOOLすぎてヤバイ (1/2ページ)

この記事をまとめると

■エアストリームとポルシェデザインがコラボしてトラベルトレーラーを発表

■エアストリーム独特の流線形デザインをポルシェデザインがアレンジ

■ポルシェを持っていなくてても引っ張り出してバカンスに出かけたくなる

キャンプ界の老舗とスポーツカーの雄がコラボ

 356の昔から、ポルシェは「実用的スポーツカー」を標榜していますが、それはあくまで日常、普段使いにおいての話。ひと月もふた月もバカンスを過ごす欧米人にとっては「バカンスシーズンで活躍してくれないとねぇ」という気持ちもあってか、ポルシェを実用的に使い倒すならキャンピングカーをけん引してこそ、というのがデフォではないかと。

 それは、歴代ポルシェの広報写真を見ても明らかで、まぁキャンピングカーやトレーラーを引っ張っている資料の多いこと。もちろん、普通のオーナーも911にボールヒッチつけてデッカイの引っ張ってること想像のはるか上を行ってます。

 すると、アメリカ最古のキャンピングカーブランドたる「エアストリーム社」とポルシェのコラボは遅きに逸しているのではないかと思う次第。とはいえ、その出来栄えはエアストリームのキャラ立ちに加え、ポルシェ・デザイン(Studio F.A.Porsche)のクセ強な仕事もあいまって、正直カッコいい! ノスタルジア漂うストリームラインに、現代的なエッジの利いたディテールを加えることで、なるほど「ポルシェで引っ張りたい」と思わせるデザインです。

 今回のコラボで注目すべきトピックスは「使わないときはガレージに収容できる」という画期的なコンセプト。え? キャンピングカーって天井高くて、かさばる大きさじゃなかった? そう思うのが一般的でしょうが、ポルシェがデザインするからには切った貼ったの工夫が凝らされ、うまいことガレージに収まるように出来上がっているのです。

 具体的には可変式サスペンションを装備することで全高を下げることができ、ほとんどの家庭用ガレージに収容可能とされています。走行中の車高を調整できるため、空力抵抗を減らすことにも貢献。EVでけん引する際にも消費電力の節約も可能となるなど、いまっぽい商品価値ではないでしょうか。


石橋 寛 ISHIBASHI HIROSHI

文筆業

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三菱パジェロミニ/ビューエルXB12R/KTM 690SMC
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DJ(DJ Bassy名義で活動中)/バイク(コースデビューしてコケまくり)
好きな有名人
マルチェロ・マストロヤンニ/ジャコ・パストリアス/岩城滉一

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