電気自動車での旅行は目的地充電の充実度が鍵! 専有できる充電器がある宿の安心感が半端ない (1/2ページ)

この記事をまとめると

■「Rakuten STAY VILLA 八ヶ岳」を紹介

■2023年6月にグランドオープン予定

■「目的地充電」が100%叶う、BEV、PHEVにとって理想的宿泊施設

充電の手間は楽しいドライブ旅行に水を差す

 BEV、PHEVといった電気自動車の充電には、「自宅充電」、移動、ドライブ途中に充電する「経路充電」、そして目的地で充電する「目的地充電」の3パターンがある。

 電気自動車で遠距離のドライブをする場合、前夜から一晩かけて「自宅充電」を行い、出発することが必須で、バッテリーの残容量によって、あるいは安心のために高速道路のSA/PAなどで「経路充電」することもありうる。

 そして、宿泊を伴うドライブ旅行の目的地の宿泊先に「目的地充電」を行える充電設備があれば、鬼に金棒である。が、目的地までたどり着けるバッテリー残量があっても、安心のために「経路充電」しようとしても、頼りの充電設備にクルマが並んでいることも、ないとは言えない。そこで待ち時間の余裕があれば、並んで充電待ちすることもできるのだが、何らかの事情で先を急がなければならないとすれば、「目的地充電」に頼る比率が高まることになる。

 今では多くのドライブの目的地=宿泊先に充電器を設置している宿も増えているが、筆者が知る限り、200V 1台または最大3台ぐらいではないだろうか。もし、自車が到着した際、そこの充電設備ですでにBEV、PHEVが充電中だったとしたら、これはマズイ。というのは、200Vの充電設備だと、バッテリー残量が少ない場合、およそ一晩かけないと満充電にはなりにくいからである。つまり、宿の充電設備が使用されていたとすれば、一晩占有はほぼ確実。こちらの充電が叶わない可能性大。よって、近くの充電スポットを探すなど、時間も手間もかかることになる。楽しいドライブ旅行に水を差す場面ではないか。

 で、今回、試泊で訪れたのが、あの楽天グループの宿泊ブランドのひとつ、Rakuten STAY VILLA最新の1軒として2023年6月にグランドオープンする「Rakuten STAY VILLA 八ヶ岳」である。

「Rakuten STAY VILLA 八ヶ岳」は、メゾネット型のコンドミニアム 9室を揃えた無人運営の宿泊施設で、全室約100平米、 2階建ての間取りで、ファミリーや友人同士などのグループ旅行にぴったり。小さな子供連れでも快適に過ごせる「ファミリールーム」、 大人のグループ旅行に最適な「スタイリッシュルーム」、明るく爽やかな内装の「シンプルモダンルーム」の 3種類のヴィラから、好みの部屋タイプを選んで滞在できる。

 ちなみに食事付プランもあり、地元の人気レストランの味が楽しめるイタリアンのセットや、「甲州牛」を使った鉄板焼きセットなど、この土地ならではの料理や食材を味わうことができるのだから嬉しい。一部の部屋では地元産のワインやクラフトビールも無料で用意され、八ヶ岳のリゾート気分をアルコールとともに満喫することができるというわけだ。


青山尚暉 AOYAMA NAOKI

2023-2024日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員

愛車
フォルクスワーゲン・ゴルフヴァリアント
趣味
スニーカー、バッグ、帽子の蒐集、車内の計測
好きな有名人
Yuming

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