ついにここまで来た!交通事故ゼロにする日産安全技術

■一般道でも感じられる守られているという安心感
「セーフティシールド」は頼りがいのあるパートナー

 つい先日、日産の最先端の先進安全技術が搭載されているスカイラインを1週間ほど拝借して、一般道で「セーフティシールド」を実体験した。
その効果を最も痛感したのは、返却して別のクルマに乗り換えたときだった。
それは自分のことを守っていた人が突然いなくなる。複数人で行っていたことを独りでしなければならないプレッシャー。そのような、どことなく不安が絶えず付きまとったのである。
感じ方は人それぞれだろうが、独りで運転するといった当たり前の行為に若干の不安や心細さを覚えたのだ。

 そのとき「スカイラインにまた乗りたい」という感情を抱いた。これが日産の「セーフティシールド」の効果以外の何ものでもない。

斜め後方もセンシングして、後続車いる車線に進入しようとすると警告のあと事故が起きないように抑制動作をする
斜め後方の車両をセンシング。後続車がいる車線に進入しようとすると、警告のあと事故が起きないように抑制動作をする。このような安全運転支援が高い安心感を与える
BSI(後側方衝突防止支援システム)/BSW(後側方車両検知警報)
BSI(後側方衝突防止支援システム)/BSW(後側方車両検知警報)

 現在、日産は“自動車事故の死亡者・重症者数をゼロ”にする「VisionZERO」を掲げている。その内容は、2020年には1995年対比で死亡・重症者数を25%に減らすこと。2025年から2030年には、自動運転も使いながらその理想的社会を実現しようとしている。
その核を担うのが、クルマの周りに目に見えないシールド作って、衝突はもちろんヒヤッとするような状況から乗員を守ろうとするというコンセプトなのだ。

PFCW(前方衝突予測警報)
PFCW(前方衝突予測警報) 自車からは見えにくい、2台前のクルマまでレーダーで感知している

 テレビCMなどでも紹介されている、衝突事故を軽減または予防するエマージェンシーブレーキは、前方にシールドを張る大事なアイテム。しかし、それはクルマの周り360度にシールドを作り出す数多くある技術のひとつに過ぎない。
こういう話をすると必ずいる。「運転中に脇見をしないし、自分には必要ない」という方がいらっしゃる。

 しかし、日産の最先端技術力をなめない方がよい。人間の目とは違って、各種センサーやカメラは定められたエリアに潜む危険を瞬きすらせず監視している。しかも、今ではその監視エリアが人間の目を超え始めている。
例えばPFCW(前方衝突予測警報)は、前方を走るクルマのそのさらに前方のクルマ……、言うなれば人間の目では捉えられないクルマの動きまで監視してる。そして必要とあればまず警告でドライバーに危険を知らしめて、最終的にはエマージェンシーブレーキが働き衝突軽減行動をとってくれる。将来的には、路車間や車車間での通信まで使うと、できることは無限大ともいわれている。

 詳しくは動画を見てもらいたいが、今やセーフティシールドは安全を目指して「人間の代わりをする」時代から「人間ができないことまでする」時代となり、安全は当然として安心を与えてクルマの質を向上させる役割まで担いだした。

 <レポート:五味康隆>


デイリーランキング