BMWのPHEVスポーツ「i8 」
神奈川県・箱根ターンパイクで初試乗!
BMWは電気自動車「i3」に続き、プラグインハイブリッドのスポーツカー「i8」を日本上陸させた。すでに予約注文は始まっているが、日本での発売価格1917万円。スーパースポーツカーとしては、(自分で買えるかどうかは別として)高くはない。
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その話題の「i8」に、ついに箱根で乗ることができた。「i8」は、ハイブリッドカー。プラグイン方式を採用した新世代のスポーツカーだ。ホンダが来年発売を計画している新型NSXに、やや近いカタチのハイブリッドスポーツカーだが、ホンダより一足早い発売となった。
見るからにスーパースポーツ然とした「i8」のボディにしばし見とれながら、ガルウイングドアを跳ね上げる。この感覚はかつてのスーパーカーブームを思い起こさせる。
このあとのスタートの操作から「未来」が現実になったことを実感する。スタートボタンを押して「Ready」を確認して走りだす。電気モーター特有の強力なトルクで新世代スポーツカーは目覚めたと同時に、とてつもないスタートダッシュを見せる。
すでにBMWは「i3」で、極めてスポーティな電気自動車の走りを実現しているが、この「i8」は、その比ではない動きを見せつけた。少しステアリングを操舵してみると、フロントノーズの動きがシャープで軽く感じる。カーボンボディで軽く仕上げているとはいえ、リチウムイオンバッテリーを積んだボディは1500kg。だが、このスムースな動きは1000kg+αくらいの軽量スポーツカーに近い。
日本仕様には右ハンドルも設定 本気で「スポーツ」するならシフトレンジをDレンジの左に動かすだけでいい。これで、パドルシフトを操作すると、いきなり5Lクラスのスーパースポーツの世界に入り込む。
シフトダウンと同時に、エンジンはブリッピングして回転をポンと上げる。そのエンジン音は、1.5L3気筒ターボの音とは思えない、純スポーツカー・サウンドだ。この快適な音はスピーカーを使うデジタルの最新仕掛け、……と書き出したら止まらないほどの未来感と古き良き時代のスポーツカー感覚をハイブリッドしているのである。
1.5L直3ターボエンジンをリヤシート後方に搭載するミッドシップレイアウトを採用。エンジンで後輪を駆動し、前輪はモーターが駆動する4WDシステムを構築する
エキゾーストパイプは向かって右側。左に見えるスリット部はスピーカーを装着してサウンドチューニングを施す 日本を走り始めたばかりのi8。走りの映像は。スポーツカー使いのモータージャーナリスト中谷明彦さん。そのファーストインプレッションは、後日お伝えしよう。
レポーター中谷明彦さんのインプレッション動画は近日公開予定 諸元表 |
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車名 |
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グレード |
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全長×全幅×全高 (mm) |
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ホイールベース (mm) |
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トレッド 前/後 (mm) |
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車両重量 (kg) |
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パワーユニットタイプ |
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排気量 (cc) |
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最高出力 (kW[ps]/rpm) |
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最大トルク (Nm[kg-m]/rpm) |
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トランスミッション |
速 |
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サスペンション 前/後 |
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ブレーキ 前/後 |
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タイヤサイズ 前/後 |
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JC08モード燃費 (km/L) |
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価格 (万円・税込) |
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