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【意外と知らない】センターラインの破線・実線・黄線の意味

【意外と知らない】センターラインの破線・実線・黄線の意味

今一度確認して安全な追い越しを

 教習所などで習ったけど、なんとなく自分で勝手に解釈してしまっている交通ルールはけっこうあったりする。なかには、めったに遭遇しないから忘れてしまっているというのもあるけど、運転するとかならず目にしているのに、はっきりとした違いを言える人は少ないものがある。

 たとえばセンターライン。白線と黄色線があるのは知っているだろうし、後者が追い越し禁止だというのはお馴染みだろう。といいたいところだけど、黄色線でも追い越しはできる。正確には、はみ出しが禁止なので、車線幅が2台分以上あれば、追い越しは可能だ。ただ、そんな広い道はほとんどないだろうけど。

 すでに、難しい感じだが、ほとんどの人がわからないのが、白線の破線と実線の違い。デザインのひとつで、場所に合わせてどっちか選んで引いているのだろう、と思っているかもしれないが、もちろん違いはある。

 では、どう使い分けられているかというと、破線は幅員が6メートル未満で、実線は6メートル以上となる。と聞くと道幅を示しているだけなのかと思ったら大間違い。実線ははみ出し禁止なのだ。

 とはいえ、どちらも追い越しは可能。つまり実線ははみ出さなくても追い越しができるわけで、はみ出てはダメ(というか必要なし)ということになる。もちろん破線ははみ出しての追い越しが可能だ。

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