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【煙が出ても水はNG】ブレーキのフェードを防ぐための走り方と冷却方法とは? (2/2ページ)

【煙が出ても水はNG】ブレーキのフェードを防ぐための走り方と冷却方法とは?

焦げるような異臭がしたら危険なサイン

 長い下り坂が続く道ではブレーキを頻繁に利用するので、ローターやパッドが高温になり、やがてフェード現象を起こして、ブレーキの利きが悪くなってくる。

 簡単にいうと、ブレーキは「運動エネルギーを熱エネルギーに変換する装置」なので、ブレーキに熱を蓄えられる容量があるうちは制動力を発揮できるが、お腹いっぱいになってもう熱が蓄えられない状態になると、いくらブレーキペダルを踏んでも、クルマは止まってくれなくなる。

 いうまでもなく、これはとても危険な状態だ。こうしたフェード現象を起こさないためには、どうすればいいか。

①熱が溜まり過ぎないように冷却する

②熱をためる容量を大きくする

 このうち②は、より高温でも制動力が得られるパッドに交換するとか、ローター径を大きくしたり、カーボンやセラミックなどに材質を変える必要があるので、ひとまず置いておく。

 より身近で重要なのは、①のブレーキの温度を下げる方法。

 ブレーキの温度を下げるには、ブレーキの使用頻度を減らすしかない。一番有効なのは、走り続けるのをやめて、安全な場所に停車して、ブレーキが常温に戻るまで休憩すること(30分ぐらいが目安)。

 ブレーキが高温になってくると、パッドに含まれるレジン(有機物)の焼ける臭いがしてくる。これがフェード現象の兆候なので、焦げるような異臭を感じ、ブレーキの利きが悪くなってきたら、ブレーキが利くうちに停車して、ブレーキを休ませよう。

  

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