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跨いではいけない「路側帯」もある! クルマも自転車も知らない人だらけの「白線」の種類と意味 (1/2ページ)

跨いではいけない「路側帯」もある! クルマも自転車も知らない人だらけの「白線」の種類と意味

この記事をまとめると

■歩道を設けられないような狭い道には歩行者の通路を示す白線を引いた路側帯がある

■路側帯には白線のみ・白線+破線・二重白線の3種類が存在する

■路側帯の決まりを理解して歩行者にも対向車にも親切なクルマの止め方を実践してほしい

路側帯の白線には3種類がありルールも異なる

 歩道やガードレールを設けられない狭い道には、歩行者などのための通路を示す白線を引いた路側帯がある。その路側帯には種類があり、クルマを止める際に注意が必要だ。

 ただ白線のみの路側帯の場合は、白線をまたいでクルマを止めることができる。ただし、路側帯に人が通行できる余裕となる75cmのゆとりを残さなければならない。

 ほかに、白線に追加して、白の破線や、白線が二重に引かれている場合がある。ここでは、クルマは白線をまたいで止めることができない。このうち、白線と白の破線の組み合わせでは、自転車など軽車両は歩行者とともに通行することができる。二重の白線の場所では、その内側は歩行者専用になる。つまり、自転車など軽車両は白線の外側を走らなければならない。

 これらの規則を知らずに白線をまたいで止まったり、内側を走行したりすると、クルマや軽車両は違反に問われることになる。

 現状はというと、対向車とすれ違えるようにとの配慮などから、路側帯の白線を跨いでクルマを止めることが多いように見受けられる。相手のクルマに対する配慮は必要だ。しかし、それと同時に、歩行者などへの気配りも忘れてはならない。

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