この記事をまとめると
■育児で大変なママにあると便利なクルマの装備類をピックアップ
■小さな子どもを抱いたままの乗り降りが多いママにとってスライドドアは非常にありがたい
■撥水シートや車内エンタメ装備なども子育てママの強い味方になってくれる
子育て中のママはとっても大変
365日休みがなく、体力勝負、時間勝負で大変な育児。でもそんな毎日にクルマがあると、子育ての負担がグッと軽くなることもあるものです。オムツやベビーカーなどかさばる荷物を積むことができるだけでも助かりますが、もっときめ細かく子育てをクルマにサポートしてもらうには、それ相応の装備が必要。今回は0〜5歳くらいまでの子どもがいる現役ママが、「本当にあってよかった」「これのおかげで助かった」と思える装備をピックアップしたいと思います。
最近は軽自動車でも販売台数の多くの比率を占めるようになったという、スライドドア。これは子育てクルマにこそ必要な装備ですが、手動のスライドドアでは余計に大変になってしまうことがあるので、必ず「パワースライドドア」を選ぶことが大切です。パワースライドドアとは、キーをポケットやバッグに入れて携帯していれば、指1本でボタンを押したり、ドアノブを握ったりするだけで自動でスライドドアが開閉してくれる装備です。
子どもを抱っこしながら、荷物を大量にもちながら、クルマのドアを開け閉めするのは意外と重労働。それを自動でやってくれるだけでもありがたいものです。
さらに、スライドドアなら開口部が広くて天井の高さもあるので、腰を深く曲げなくても乗り降りできます。これが、子どもを抱っこしたままの乗り降りにはとても助かるのです。チャイルドシートに乗せるときの体勢もラクになるので、ぜひ装備してほしいと思います。
ふたつめは、折りたたみテーブルです。前席のシートバックに備え付けられていて、必要なときだけパコッと上に引き上げてテーブルとして使えるものもあれば、ミニバンでは2列目シートのアームレストに格納されていたり、軽自動車などではインパネから引き出すタイプのテーブルもあります。
これは乳児のころ、車内で授乳をするときにミルクを作ったり、離乳食を置いたりするのに欠かせない装備でした。最近のクルマのインテリアにはあまり平坦なところがないので、倒したくないもの、こぼしたくないものを置くにはテーブルが必要。幼児になってからも、テイクアウトしたものを休憩中に食べたり、タブレットを立てかけておいたりする場所としても重宝します。