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インサイトやR35GT-R! 地方に激レアのご当地パトカーが存在するワケ (2/2ページ)

インサイトやR35GT-R! 地方に激レアのご当地パトカーが存在するワケ

パトカーには国費購入と県費購入のものの2種類が存在する

 白黒パンダカラーといえばAE86トレノ……と思い浮かべる「頭文字D」ファンもいるかもしれないが、やはり多くのドライバーにとって白黒2トーンといえばパトロールカー(通称:パトカー)だろう。

 全国的にはクラウンやレガシィ(いずれも旧型)のパトカーを見かけるものだが、地方によってはご当地パトカーといえる珍しいモデルが走っていることも少なくない。なぜ、パトカーにメジャーモデル(クラウンやレガシィ)があり、ご当地的なマイナーモデルも存在しているのだろうか。

 単純明快、パトカーというのは国費で購入しているものと地方ごとの県費で購入しているものの2種類にわけられるからだ。前者の代表がクラウンやレガシィであり、ご当地パトカーと呼ばれるのは後者であることが多い。もっとも県費購入であっても独自のモデルを導入する必要はなく、クラウンなど実績のあるモデルが主流となっている。

 とはいえ国費購入でも試験的に導入したために台数が少ないモデルもある。その代表といえるのがホンダの2代目インサイト(ZE2)のパトカーだろう。トミカになったことでも知られているインサイト・パトカーはごく一部のエリアでしか見かけないため県費購入であると思われがちだが、じつは国費モノだったりするのだ。

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