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【試乗】もはやコンパクトカーいらず!? プロパイロットまで搭載した新型日産デイズ誕生 (1/3ページ)

【試乗】もはやコンパクトカーいらず!? プロパイロットまで搭載した新型日産デイズ誕生

このクルマの登場はまさに“事件”だ!

 これまでの軽自動車の概念を一変させるような、サプライズだらけのハイトワゴンが登場した。それは新型日産デイズ。先代デイズは日産と三菱の合弁軽自動車企画会社「NMKV」の企画によるもので、企画を日産が、開発・生産を三菱が担当。その三菱版がeKワゴンだった。

 しかし、新型デイズ(と新型三菱eKワゴン)は「NMKV」での企画はそのままに、開発を日産が担当(生産は三菱の水島製作所)。それは、サプライズある商品性を実現した大きな理由ともなっている。

 つまり、新型デイズは日産として初めて軽自動車用プラットフォーム(ホイールベース先代比+65mm)、エンジン、ステップ変速付きCVTなどを新規開発するとともに、なんとセレナなどに採用されているマイルドハイブリッド機構、軽自動車初の日産自慢の同一車線内半自動運転機能のプロパイロット、前後ブレーキ制御付き踏み間違い衝突防止アシスト、さらには9インチナビ装着で可能になるオペレーター対応のSOSコール(ドコモの通信による)、日産コネクトサービス(10年間無料サービス)、インテリジェントアラウンドビューモニターまで用意したのである!

 しかもマイルドハイブリッド機構=S-HYBRIDのバッテリーはセレナなどが鉛バッテリーを使っているのに対して、リチウムイオンバッテリーを新採用。結果、回生エネルギー2倍、アイドリングストップ時間10%UP、モーターアシスト時間10倍以上になるのだから、これまた大革新である。

 これはもう、軽自動車界の「事件です」、と言っていいものだ。

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