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昭和だから許された! 今じゃ考えられない衝撃のクルマの故障10選 (2/2ページ)

昭和だから許された! 今じゃ考えられない衝撃のクルマの故障10選

今どきのクルマで起こったら大問題になるような内容も笑えた時代

 最近のクルマは以前に比べれば非常に故障しなくなったし、したとしてもちょっとした不具合がほとんどだろう。品質という点では、耐久性も含めて飛躍的な進化を遂げている。

 しかし、その昔、まだ品質がよくなかったころは、今では考えられないような故障がけっこうあった。今回は懐かし(!?)のびっくり故障事例を見てみよう。

1)マフラーが脱落

 タイコに穴すら空かなくなってきた現在からすると、信じられないかもしれないが、パイプが折れたりして、タイコが脱落したり、直管状態になることがあった。もちろん爆音だし、ボーボー言うだけで進まなかったりした。

2)ブレーキが抜けた

 ブレーキのメンテを怠ると、シールが弱くなったりして、ブレーキペダルが次第に奥に入っていくことがあった。すぐにズボッとはいかないので、ゆっくりとあまりブレーキを使わないで、工場に持っていたものだ。焦ってブレーキを踏むとそれだけ症状が悪化するので、焦らずなるべく使わないようにするのがポイント。

3)シフトが抜ける

 MTが全盛時代で数が多かったこともあるが、経年車では内部の機構がヘタって、シフトが抜けることがあった。といってもピンと来ないだろう。よく使う、2速や3速で起こりやすく、走っているとパンとニュートラルに戻ってしまうのだ。ならないように手で押さえて走るなんていうこともあった。またホントにシフトレバー自体がスボッと抜けてしまうことも。

4)サスペンションが突き出てきた

 シャコタンにしていると起こりやすく、市販車でも一部の車種であったので、設計にも問題があったから起こったのだろう。ボンネットを開けると、サスペンションを装着している部分、ストラットタワーがあるが、走行時の衝撃で突き上げられて次第に盛り上がってくるというトラブル。板金で補強して直したりした。

5)プラグが抜ける

 昔はプラグ交換や点検を頻繁にするため、プラグを装着しているネジ穴がバカになって、ゆるゆるに。最終的には抜けてしまうことがあった。抜けると突然、力がなくなり、バラバラとエンジン音もおかしくなってビックリ。

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