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燃費も安全性も最新車が上! それでもクルマ好きが旧いクルマを求めるワケ (1/2ページ)

燃費も安全性も最新車が上! それでもクルマ好きが旧いクルマを求めるワケ

個性的な外観や特徴的な走りに惹かれる!

 クルマも工業製品であるから、新しいモデルが優れているというのは当然のこと。それにもかかわらず一定数のファンが存在するのが旧車だ。筆者も旧車オーナーのひとりであり、旧車とともに現行車種も保有しているので、旧車のよさも新型車の便利さも身に染みてわかっているのだが、はたしてなぜ旧車を求めるクルマ好きが存在し続けるのであろうか?

1)見た目がレトロ

 やはり一番の魅力はそのルックスではないだろうか。現代のクルマは燃費などの兼ね合いもあり、ある程度デザインの正解が出てしまっているため、似通ったデザインになりがちだ。また、衝突安全の問題からもリトラクタブルヘッドライトなどの装備を備えることが難しくなってしまっている。

 一方、旧車はまだデザインに試行錯誤をしていた時期のクルマであり、車種によってデザインの違いがわかりやすくなっている。また、アンティーク家具のような雰囲気も魅力と言えるだろう。

2)フィーリングがダイレクト

 エンジンをかければうるさく、振動もかなり伝わってくる旧車。正直言って洗練されているとは言い難いのだが、そこが味わい深く思えてくる。もちろん、パワーはそれほどでもないし、足まわりも古臭いレイアウトのものが多いが、それだけに操っている感覚が低いスピードでも楽しめて、ダイレクト感があるのである。

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