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全国で130カ所超え! いまETC搭載車しか使えない高速出口が増え続けているワケ (1/2ページ)

全国で130カ所超え! いまETC搭載車しか使えない高速出口が増え続けているワケ

2020年2月時点でのETC利用率は9割を超えている!

 一時は無料化の話もあった日本の高速道路はすっかりETC前提の有料道として整備されている。最近ではサービスエリア(SA)やパーキングエリア(PA)から直接出入りできるスマートIC(インターチェンジ)も増えているが、これらはETC専用だ。

 こうした状況を「ETC未搭載車もあるのにけしからん!」と思ってしまう人は、正直言って少数派だろう。国土交通省のデータによると、2020年2月時点でのETC利用率は92.7%なのだ。高速道路を使うドライバーやライダーの9割以上はETCを使っているというわけだ。

 ちなみに、ETCのセットアップ件数は累計9734万件を超えている。再セットアップを考慮すると、のべで7000万台以上にETCはセットされている。ETCをつけたまま輸出されたクルマや廃車処分されたクルマもあるので、現時点でそれだけのETC搭載車が走っているというわけではないが、日本の自動車保有台数は原付二輪を含めても約8200万台(四輪だけなら約7800万台)なのだから、ETCがついていないクルマは、もはやごく一部となっている状況が理解できる。

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