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走行位置の確認からドアロックまで! いま続々増えている「コネクテッドカー」の意味とできることとは (1/2ページ)

走行位置の確認からドアロックまで! いま続々増えている「コネクテッドカー」の意味とできることとは

コネクテッドと呼ばれる機能の内容はさまざま

 近未来の自動運転化に向けて、たとえば日産はプロパイロット2.0で高速道路の同一車線内ハンズオフが可能なナビ連動ルート走行を実現したシステムを採用している。いよいよ自動運転かっ! と思ってしまいそうだが、実際には“運転支援”の範疇にある。とはいえ、日本車初の高精度3Dマップと7個のカメラ、ソナーを使った高速道路のナビ連動ルート走行と同一車線でのハンズオフ機能の同時採用は、合わせて、世界初の快挙だという(2019年7月現在)。そして自動運転に欠かせない次世代車に不可欠な先進技術がコネクテッドである。つまり、通信によってクルマが常時、外とつながっていることを意味する。

 トヨタは現在販売されている新車のほぼすべてにT-Connectと呼ばれるコネクテッド機能を用意。車載のDCM(データ・コミュニケーション・モジュール=SIM)やスマートフォンの接続によって、さまざまな通信サービスが利用できるようになる。ヘルプネット=SOSコールや愛車を遠隔監視してくれるマイカーセキュリティ、トラブル対策などのオペレーターサービス、リアルタイムのナビケーションなどがその一例だ。

 日産も、軽自動車のデイズに緊急通報サービスのSOSコール(エアバッグ連動で自動通報。任意にオペレーターに接続することもできる)を用意して話題になっているが、日産コネクト対応のナビゲーションを装着することで、走行中、オペレーターが遠隔で目的地を設定してくれるなど、便利極まりない機能が利用できるのだ。

 ある自動車メーカーの開発者によれば、間もなく、その先にある自動運転実現に向けて、すべての新車にコネクテッド機能が搭載される時代になるというから、楽しみではある。

 では、コネクテッドカーは何とつながっているのか?

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