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「どん底まで落ちた」「運ぶものがない」コロナ禍で苦しむトラックドライバーの声 (1/2ページ)

「どん底まで落ちた」「運ぶものがない」コロナ禍で苦しむトラックドライバーの声

宅配便は荷物の量が数倍に増えている

 新型コロナの蔓延で、閉塞感漂う日本。ライフスタイルも大きく変化して、さまざまな面に影響が出ている。そのひとつが物流だろう。トイレットペーパーやティッシュが品薄のときは、ルート配送がパンクしそうな勢いだったし、通販の増加で扱い量が増えているとも聞く。ドライバーへの感謝もSNSなどで目にするが、実際はどうなのだろうか? 知り合いのドライバーを中心に、生の声を集めてみた。

 ひと口に運送といってもいろいろ。宅配便や通販で活躍する軽トラ便から、近郊を小型トラックで回るルート配送、さらに大量の荷物を一気に運ぶ大型トラックもお馴染みだろう。地域差や会社による差はありそうだが、どれも今回の騒動では大変そうだ。

 まず、宅配便から聞いてみると「荷物の量が2〜3倍になっている」とのこと。通販が増えているからなのだが、ただ通販会社の段階で即日配達をやめているので、至急性はそれほどないようだ。また、在宅の人が多いので、一時問題になった不在についてはかなりラクになっているという。

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