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大衆車にも採用希望! 一部のクルマでしか味わえない「本当に使える」装備5つ (2/2ページ)

大衆車にも採用希望! 一部のクルマでしか味わえない「本当に使える」装備5つ

スマホ1つで倒したシートを元に戻せる機能も

 ひと昔前には高級車だけの装備だと思っていたものが、近頃では軽自動車にも装備されるようになってきました。たとえばシートヒーターは、運転席だけでなく助手席も標準装備の軽自動車が増えています。全車速追従機能付きのアダプティブ・クルーズコントロールや、自動で対向車などに対処してくれるハイビームなど、高級車に登場したと思ったらあっという間に軽自動車にも採用された先進装備もあります。

 これは、世のなか的にクルマの安全性や快適性を重視する声が高まったことや、部品を多くの車種で共有することによってコストが下がることなど、さまざまな理由があります。でも以前よりも、ユーザーが強く望めば、自動車メーカーがそれに応えてくれるレスポンスが早くなったということも感じています。

 とはいえまだまだ、高級車にはあるけど安価なクルマにはついていない、使えばかなり便利な装備ってありますよね。今こそ、みんなで「この装備が欲しい!」と大きな声をあげていこうじゃありませんか。ということで、今回は安価なクルマにも普及して欲しい、本当に使える装備をご紹介したいと思います。

1)電動リヤシート

 まずは、たくさんの荷物をラゲッジに積む時には、後席を前に倒してフラットなスペースを広げることも多いと思いますが、荷物を降ろしたあと、その倒したシートを元に戻すのってけっこう面倒じゃないですか? ラゲッジ側からだと手が届かなくて、わざわざリヤドアを開けてヨイショと持ち上げなくちゃならないこともありますよね。でも高級車のなかには、それが電動のスイッチ一つで元に戻せるクルマもあるんです。

 ランドローバー・ディスカバリーに至っては、倒すときも元に戻すときも、その操作がスマホでできるというんだからビックリ。それができたら、とりあえず荷物を降ろして家に入り、ひと休みしながらスマホでシートを戻すことだってできちゃいます。これはいいですよね。子育て中などは、子供を抱っこしたまま片腕でシートアレンジをしなければいけない状況もあったりするので、ぜひファミリーカーにも装備して欲しいです。

2)分割式バックゲート

 続いては、大きなバックゲートが上下2分割で開けられるようになっている、分割式バックゲートです。メルセデス・ベンツVクラスや、日産セレナなどに採用されていますが、これが狭い場所やちょっとした荷物を出し入れする時にとても助かるんです。ミニバンのバックゲートは大きく重いので、小さな荷物を出したいだけなのに、いちいち全開にするのはけっこう難儀なもの。

 でも上半分だけで開閉できれば、重くないし場所も取らず、テキパキと出し入れできます。最近人気のスーパーハイト軽も、背が高い分バックゲートが大きくて重めですよね。上半分だけ開くようになってくれたら、とても便利だと思うのですがいかがでしょうか。

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