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たくさん乗れば「苦手」が「克服」できるは間違い! 運転が「苦」じゃなくなる方法5つ (1/2ページ)

たくさん乗れば「苦手」が「克服」できるは間違い! 運転が「苦」じゃなくなる方法5つ

走り出す前に準備することをメモしておくと良い

 クルマは持っているけれど、できれば運転したくないという人や、仕事などで運転する必要があるけど、何度乗っても慣れないという人、いませんか? それは明らかに、運転に対して苦手意識があるからですが、確かに「運転」という作業には、見る・聞く・反応する・操作するといったさまざまな要素が複雑に絡み合っていて、たくさんのことを一度にやらなければいけない大変なことです。

 でも、誰でも最初から運転が上手な人はいませんよね。何度か運転するうちに上手になる人は、その複雑で大変な作業のうち、ここが重要、ここに注目、というポイントを取捨選択したり、そのコツをつかむのが上手な人。なので、それさえわかれば、早く苦手を克服できる可能性が高いのです。今回はそんな、上達するために必要な5つのポイントをご紹介したいと思います。

1)走り出す前の準備

 まず1つ目は、エンジンをかけて走り出すまでの「準備」の段階です。慣れれば無意識でもできるものですが、最初はここですでにアワアワと焦ってしまう人も多いのではないでしょうか。これは、何度も確実にこなして頭と身体に覚えこませることが大事なので、まずはノートやメモ帳など、車内に貼ったり置いておける紙に、順を追ってやることを書き出しましょう。

 運転席に座ったら、

 1:シートポジションを合わせる
2:ミラーを合わせる
3:シートベルトを締める
4:ブレーキペダルを踏みながらエンジンをかける
5:ハンドルを握り、シフトレバーをDレンジに入れる
6:サイドブレーキを解除する

 ここまで書いた紙を、最初の1週間は目に付きやすい場所に。次の1週間は、グローブボックスのなかなど、見えないけれどわからなくなったらすぐに確認できる場所に入れておきます。そして次の1週間は、なるべく見ないで自分の頭で思い出すように、やってみましょう。だんだん身体が覚えて、自然な流れでできるようになるはずです。

2)車幅感覚をつかむ

 2つ目は、安全運転の基本であり、狭い道のすれ違いやUターン、駐車の際にも必要になる、車幅感覚をつかむこと。これができていないと、障害物を避けていくときに必要以上に大回りしたり、壁ギリギリに寄せて止めたい時などにぶつけてしまったり、何かと難儀することになります。それこそ昔は、助手席側のバンパー先端がわかるように、「コーナーポール」というものを付けて目印にしているクルマもありましたが、近年のクルマはバンパーが平面のため、つけられないクルマが多くなっています。

 そこで、車幅感覚をつかむための練習をしてみましょう。自宅の駐車場などで助手席側の壁など目印を決め、「もうこれ以上は寄せられない」と思うところで止めます。そして一度、外に降りて、目印と車両がどのくらい離れているか、確認します。思った間隔と同等なら、車幅感覚が掴めている証拠。思ったより離れていたり近すぎるなら、もう少し練習が必要です。これを繰り返すうちに、だんだんと掴めるようになってくると思います。

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