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まだ違和感を感じる部分もある! クルマの「バイ・ワイヤ」技術のマルとバツ (2/2ページ)

まだ違和感を感じる部分もある! クルマの「バイ・ワイヤ」技術のマルとバツ

洗濯機もバイ・ワイヤが採用されている?

「バイ・ワイヤ」という言葉がある。このワイヤを直訳すると電線となるが、広い意味では電子制御を指す。機械式に対する逆の意味だと捉えることができる。

 バイ・ワイヤをクルマ以外の日常生活において振り返ってみると、家電と呼ばれるモノの多くがバイ・ワイヤのようなイメージだろう。たとえば、洗濯機。昭和中期頃までは、洗濯板でゴシゴシ洗って、パンパンと水切りして物干し竿に洗濯物を吊るしていた行為が、いまでは家庭用ドラム式洗濯機の開始ボタンをポンと押すだけ、あとは仕上がりを待つだけだ。

 だが、詳しく見るとクルマにおけるバイ・ワイヤは、連続的にコントロールするという意味合いが含まれており、“洗濯機のボタンをポン”とはイメージが違うといえる。

 クルマのバイ・ワイヤについて振り返ると、昭和中頃から昭和後半にかけて燃料供給における電子制御技術が始まった。燃料噴射装置(インジェクター)である。それまでの機械式キャブレターでは、アクセル操作はキャブレターのスロットルの開閉を操作することで、燃焼室内への供給される混合気量を調整していた。

 それがいまでは、アクセルペダルによるデータ入力が、シリンダー内への最適な量とタイミングで燃料を噴射する。アクセルはあくまでも、制御のためのスイッチである。エコ・ノーマル・スポーツなど、走り全体を手元スイッチでモード切り替えできるクルマが増えたのも、バイ・ワイヤのメリットだと思う。

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