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専用の免許は存在しない! 緊急車両を運転するための条件とは (2/2ページ)

専用の免許は存在しない! 緊急車両を運転するための条件とは

免許取得後、一定の期間を経て運転が可能となる

 緊急車両というと、パトカーや消防車、救急車がお馴染みだが、街中でよく見ていると高速道路管理やガス会社、血液運搬のためのクルマなど、いろいろな目的のものがあることに気がつく。車両としては赤色灯とサイレンを備えることが決められていて、赤信号でも通過できるし、速度超過も認められている。

 車両の規定についてはイメージできるが、免許はどういったもので運転しているのだろうか? 法律的にはじつはかなりシンプルで、大型自動車免許/中型自動車免許/準中型自動車免許/普通自動車免許/大型特殊自動車免許のいずれかを取得して3年以上、普通自動車のみの運転となる場合は2年以上であれば運転ができるとされている。また白バイなどのバイクは大型自動二輪、普通自動二輪のどちらかを取得して2年以上となる。

 基本的にはこれだけなのだが、実際は、警察や消防関係では内部資格が必要であるし、ガス会社や道路管理の場合は、特別な訓練を課していてそれをクリアしなくてはならない。

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