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「子どもが乗っています」ステッカーは必要か不要か? じつは1990年代に大論争が勃発していた (1/2ページ)

「子どもが乗っています」ステッカーは必要か不要か? じつは1990年代に大論争が勃発していた

この記事をまとめると

■クルマに貼るための「CHILD in CAR」と書いたステッカーが存在する

■1990年代には必要派・不要派でたびたび議論になった

■もともと海外から来たもので本体の用途は異なる

さまざまなメディアで取り上げられ意見が飛び交った

 最近少し減っている気はするが、よく見かけるのがリヤに貼ってある「CHILD in CAR」のステッカー。これについて、1990年代に大きな論争が起こったことがある。「必要だ」、「いやいらない」というものなのだが、覚えている方もけっこういるのではないだろうか。

 ネットはなかった時代だけに、きっかけとなったのはある自動車雑誌で、賛成派、反対派を集めて討論会をやっていたほど。そこから飛び火してほかの雑誌でも取り上げられたり、新聞にも載っていた。なにをそんなにやり取りしていたのかというと、両派の意見としては次のようになる。

 クルマ好きやベテランドライバーからすれば、「路上交通は公共性の高いもので、そのなかをルールに沿ってみんな走っている。貼ったことでなにか手加減してほしいのか?」という否定的な意見が多かった。

 チャイルドシートが法制化される前で、それそのものの存在もなじみではなかったが、シートにしっかりと座らせていれば安全だろう、というのも背景にあった。

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