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ハイオクの「オク」! ガソリンの「オクタン価」って何? (2/2ページ)

ハイオクの「オク」! ガソリンの「オクタン価」って何?

この記事をまとめると

■ガソリンにはハイオクとレギュラーの2種類がある

■両者の違いは「オクタン価」にある

■この記事では「オクタン価」とは何かについて解説する

オクタン価はノッキングのしにくさを示す尺度

 ガソリンスタンドで売られているガソリンには、ハイオクとレギュラーの2種類がある。この2つの違いは主にオクタン価の違いだ。

 では、オクタン価とはなんなのか?

 オクタン価とは、燃料のノッキングのしにくさ(アンチノック性)を示す尺度で、この値が高いほどノッキングを起こしにくいガソリンになる。もっと簡単にいうと、オクタン価が高い方が着火しづらい、燃えにくいガソリンということだ。

 日本工業規格(JIS)では、オクタン価が89以上のものがレギュラー、オクタン価が96以上のものを、高オクタン価のガソリン=ハイオクと定めているので、レギュラーよりもハイオクのほうが燃えにくい仕様になっている。

「ちょっと待って。燃料なのに、燃えにくい方が高性能なガソリンで、コストも高いというのはおかしいのでは?」と疑問に思う人もいるだろう。

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