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よくある消えかかった「止まれ」の文字! 見えずに「一時停止を怠っても」違反になるのか? (1/2ページ)

よくある消えかかった「止まれ」の文字! 見えずに「一時停止を怠っても」違反になるのか?

この記事をまとめると

■道路には「止まれ」などの文字が標示されていることがある

■これらの文字が劣化で消えかかっているのをしばしば見かける

■認識できず守らなかった場合は違反となるのかについて解説する

道路標示は法定外表示の扱いとなる

 路面にペイントされた「止まれ」の文字。ときどき消えかけていて見えづらくなっている場合があるが、それに気づかず一時停止をしないまま通過してしまったら違反のなるのか?

 道路に描かれた「止まれ」や「菱形」(横断歩道あり)、「カーブ注意」「追突注意」などのペイントは、「道路標示」といって、交通を整理、誘導、規制するために路面に塗装されたもの。

 この「道路標示」は、各都道府県警察によって設置されるものだが、「道路標識」と違って「法定外表示」の扱いなので、「道路標示」は規制効力を有していない。

 というわけで、消えかけた「止まれ」の「道路標示」に気がつかなくて、そのまま通過したとしてもそれ自体は違反にはならない。

 ただし、「止まれ」の「道路標示」は、通常、「止まれ」の「道路標識」とセットになって設置されているはず。

 道路標識には、法的規制があるので、標識を見落としたとなると当然、道路交通法違反で取り締まりの対象となる。

 では、その道路標識が木の枝などが伸びて見えなくなっていた場合は???

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