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大人気! 超便利! いまや完全に市民権を得たクルマの「スライドドア」にデメリットなんてある? (1/2ページ)

大人気! 超便利! いまや完全に市民権を得たクルマの「スライドドア」にデメリットなんてある?

この記事をまとめると

■いまスライドドアが採用されるクルマが人気

■一方でスライドドアの魅力がわからないという人も

■今回はスライドドアのメリット・デメリットを紹介する

大きな荷物を持っていても乗り込みやすい!

 今や軽自動車からミニバンまで、スライドドアがついたクルマが大人気です。使ったことがない人からすると、「なんでそんなに人気なの?」と疑問に思うかもしれないですね。今回は、一度使ったらやめられない人も多い、スライドドアの魅力と、アンチが気にしているデメリットをご紹介したいと思います。

 まずメリットですが、大きくわけて3つあります。それは「開口部が広いこと」「自動で開け閉めできること」「狭い場所で開け閉めできること」。それぞれ詳しく見ていきましょう。

 1つ目の「開口部が広いこと」では、老若男女誰でも感じられるメリットとして、体をねじらずに乗り降りがしやすいのがいちばんの魅力。ヒンジドアの場合はどうしても、体を横に向けて腰を曲げないと乗り込めませんが、スライドドアなら正面を向いたまま、階段を登っていくようにステップに足をかけ、車内に入れるのです。さらに、リュックサックやランドセル、買い物袋やスーツケースなど、大きな荷物を持ったままでも乗り込むことができます。

 ヒンジドアの場合は、リュックサックを最初におろし、先に積み込むなどしてから自分が乗り込むことになりますが、スライドドアなら、そのまま車内に乗り込んでから、ゆっくり荷物をおろすことも可能です。また、雨の日には傘をギリギリまでさしたまま乗り込めるし、子供を抱っこしたままでもOK。チャイルドシートに子供を座らせる作業も、開口部が広いスライドドアなら断然、ラクな姿勢で行うことができます。スライドドア車には開口部付近にグリップが備わるものも多いので、お年寄りや小さな子供も、グリップにつかまって1人で乗り降りしやすいのも嬉しいメリットですね。

 次に、「自動で開け閉めできること」。これはヒンジドアにはない魅力です。指でスイッチを押すだけで、力を入れなくてもスライドドアが開け閉めできるのは、本当にラク。開け閉めの途中でも、再度スイッチを押せば好きなところで止めることができるので、ちょっとだけ開けることも可能です。荷物で両手が塞がっていても、子供が眠ってしまって抱っこしたままでも、キーをポケットなどに入れて近づくだけでスライドドアが開く「ウェルカムオープン」という機能や、足の動作だけで開閉できる「ハンズフリーオープン」機能もヒンジドアにはない便利さですね。

 安全機能もついていて、開け閉めの途中で手を出したりすると、それを検知してスライドドアがストップしたり、電動ではないスライドドアでは、閉める力が甘かった場合にも最後まで閉まるようにアシストする機能などもあります。もちろん、パワースライドドアの場合はキーのボタン操作で遠くからでも開閉できるし、運転席の付近にスイッチがあるので、前席に乗ったまま開閉操作もできます。これも便利ですね。

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