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「FR+MT」の黄金コンビが賞賛されるのは日本だけ!? 海外では「一部マニア」にウケるのみだった (1/2ページ)

「FR+MT」の黄金コンビが賞賛されるのは日本だけ!? 海外では「一部マニア」にウケるのみだった

この記事をまとめると

■日本では「FR+MT」の組み合わせのスポーツカーが新車で登場すると話題になる

■一方、海外では一部車種を除いてMTの存在感はまったくない

■EV普及とSUVシフトで、今後は「FR+MT」という発想がなくなるかもしれない

クルマ好きの憧れといえば「FR+MT」!

 FR(フロントエンジン・リヤ駆動)こそ、スポーツカーの本筋。となれば当然、ミッションはマニュアル。「フェアレディZ」、「スープラ」、「ロードスター」、「GR86」、「BRZ」など愛する人にとっては、ごく自然にFR+MTと触れ合っているのだと思う。

 では、こうした感覚は海外でも共通なのだろうか?

 まずは、スポーツカーの販売台数が多い、アメリカから見ていこう。

 日系スポーツカー好きの場合、MT派は当然いるのだが、アメリカではオープンカーを含めて女性のスポーツカーオーナーも少なくない。彼女たちは気軽に乗れるATを選ぶことが多い。

 アメ車となれば、マッスルカー御三家の「マスタング」、「カマロ」、「チャレンジャー」、そして独自の世界感を持つ「コルベット」がFRスポーツカーの代表格だ。ただし、MT設定がないグレードも多く、アメリカの場合はディーラーがメーカーからまとめて新車を仕入れて小売りする販売スタイルなので、希少なMT車の在庫はあまり持たない。

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