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キレイ好きもほどほどに! やりすぎは逆効果になる洗車の頻度とタイミング (1/2ページ)

キレイ好きもほどほどに! やりすぎは逆効果になる洗車の頻度とタイミング

この記事をまとめると

■こまめに洗車をすることでクルマの状態を保つことができる

■しかし洗車のしすぎによってボディカラーの劣化を早めてしまうことも

■適切な洗車の頻度やタイミングについて解説する

判断基準は見た目の汚れだけじゃない!

 日本を訪れる外国人が驚くことの1つに、「街を走るクルマのきれいさ」があります。汚れたまま走っているクルマがほとんどないように見えるため、「さすがは清潔できれい好きが多い印象の日本だ」と感心するのだそうです。確かに家の近所でも毎週末のように誰かが洗車しているところを見かけたり、洗車場も賑わっていますよね。

 でも中古車買取業者に聞くと、洗車のしすぎはボディカラーの劣化を早め、買取査定価格を下げる原因になってしまうこともあるのだとか。とくに、洗車場やガソリンスタンドなどの機械洗車を頻繁に行うとボディが傷つきやすく、丁寧な手洗い洗車をしてきた車両と比べると、プロの目には違いが一目瞭然なのだそう。良かれと思って洗車をこまめにしていたのに、それがクルマの価値を下げてしまうとは、なんとも残念ですよね。

 そこで今回は、洗車の頻度はどれくらいが良いのか? どんな時が洗車のタイミングなのか? ご紹介したいと思います。

 そもそも一般的に、実際にはどれくらいの頻度で洗車をしているのか気になりますが、定額カーリース「おトクにマイカー 定額カルモくん」を運営するナイル株式会社が自家用車を持っている男女1222人に調査したところ、洗車の頻度は「3カ月に1回以上」と回答した人が35.4%とトップ。次いで「1カ月に1回以上」と「半年に1回以上」が多い回答となりました。少なくても半年に1回以上という人で8割以上を占める結果ですが、「1年に1回以上」と「1年に1回より少ない」という人が17.8%いることも事実です。

 そして、洗車をするきっかけに対しては、もっとも多い回答が「汚れが目立ったら」で62.9%。「一定期間ごとにしている」という人が7.8%、「雨・雪のあと」が6.1%、「旅行・遠出の前後」が5.6%という結果となっています。

 皆さんやはり、見た目が汚れていると気分が悪いとか、愛車が傷みそう、恥ずかしい、ということで汚れが目立ってきたら洗車をすることが多いようですね。もちろん、汚れをそのまま放っておくと、それがまた車両を劣化させる原因になりやすいので、間違っているわけではありません。ただ、洗車をするかどうかを判断する際、気にしてほしい本当の要素は、見た目の汚れではなく、「前回かけたワックスやコーティングの効果が薄れてくるタイミング」です。

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