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寒いからって「湯シャン」は危険! クルマをお湯で洗うのがNGな理由とギリギリセーフの温度とは (1/2ページ)

寒いからって「湯シャン」は危険! クルマをお湯で洗うのがNGな理由とギリギリセーフの温度とは

この記事をまとめると

■雪などの影響で冬はクルマが汚れやすい

■冬の洗車は寒さと手の冷たさの戦いだが、安易に温水を使うのは危険

■お湯でクルマを洗うリスクについて解説する

冬はクルマが汚れやすい

 この時期、1年を通してクルマがもっとも汚れやすい時期とも言える。とくに雪道を走ると融雪剤や雪と泥が混じった汚れでクルマのボディはドロドロ。だから洗車もしたくなるわけだけど、いつになく寒いと言われる今年の冬の洗車は、寒さと手の冷たさの戦いでもある。多くの場合、ホースを使った洗車では冷たい水道水を使うことになるのだが、たまに、自宅の恵まれた環境で、温水を使った洗車が可能なケースもあるかも知れない。

 実際、食器洗いがそうであるように、お湯を使って洗うと、とくに油分汚れの洗浄能力、分解能力が高まり、しつこい汚れも落ちやすくなる。クルマのボディに付着した汚れも油分が含まれていることが少なくなく、温水洗浄は花粉、黄砂、鳥のフンなどの除去にも効果があるとされ、クルマの洗車で温水を使うのは理にかなっているように思える。当然、洗う手も(ゴム手袋をしていても)冷たくなく、快適に洗車を行うことができるだろう。もっとも、氷点下のような気候では、お湯もすぐに温度が下がり、あっという間に凍結してしまうので、意味はない。というか、そんな寒さのなかで洗車するのは無謀というもので、やめたほうがよい(屋外の場合)。

 では、お湯でクルマを洗えばすべてよし、なのだろうか。答えはNOである。

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