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グリーン・ブルー・ゴールドは何が違う? 運転免許証の帯の色が3種類ある理由 (1/2ページ)

グリーン・ブルー・ゴールドは何が違う? 運転免許証の帯の色が3種類ある理由

この記事をまとめると

■クルマを運転するには免許証が必須

■免許証の帯にはグリーン、ブルー、ゴールドの3種類がある

■運転者の属性有効期間や更新時の講習内容、手数料などが異なる

グリーンは新規免許取得者を示している

 ユーザーサイドにとって運転免許証の重要な情報は有効期間でしょう。有効期間内に更新しないと、いろいろと面倒なことになりますし、最悪のケースでは失効してしまいます。

 ご存じのように、運転免許証の有効期間を示す部分には鮮やかな帯が敷かれています。グリーン、ブルー、ゴールドの3色で、これを「運転免許証の色」などと呼んだりします。

「運転免許証は何色?」などと聞かれたときには、この帯の色を質問されているということになります。なぜ、何色なのか気になるのでしょうか。それは色によって運転者の属性がある程度わかるからです。

グリーン:新規取得者

ブルー:一般運転者ほか

ゴールド:優良運転者

 グリーンの免許は初めて運転免許を手に入れたときしか見ることのできない運転手人生におけるレアなカラーとなります。

 グリーンの免許証の有効期間は最大で3年と1カ月、最短では2年と1カ月間になります。というのも、どのタイミングで免許を取得しようと有効期間は誕生日から1カ月後になると決まっているからです。

 取得日から3年後にしたほうがフェアでわかりやすいと感じるかもしれませんが、もし初回の免許取得から●年後という基準でずっと更新が続いたら、春休みや夏休みといった期間に更新が集中してしまうのは目に見えています。

 誕生日を期日の目安とすることで、運転免許の更新時期をおおむね均等にバラつかせることができるというのは、いいアイディアといえるでしょう。

 というわけで、グリーンの免許証というのは新規免許取得者を示しています。

 続いてブルーの免許証ですが、こちらは複数の運転者が属する色になっています。それは次の3タイプです。

一般運転者:免許継続5年以上・過去5年間に軽微な違反(3点以内)が1回で無事故の人

違反運転者:免許継続5年以上・過去5年間に軽微な違反(3点以内)が2回以上か、4点以上の違反または事故のある人

初回更新者:免許継続5年未満・過去5年間に無事故無違反もしくは軽微な違反(3点以内)が1回で無事故の人

 初めて運転免許を更新するという人でも軽微でない違反や事故を起こしている場合には違反運転者に分類されることになります。

 ゴールド免許を取得できる優良運転者というのは「免許継続5年以上・過去5年間に無事故無違反の人」となります。

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