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いまの「当たり前」は過去の「画期的」! クルマの便利さを劇的に進化させた「革新的装備」5選 (2/2ページ)

いまの「当たり前」は過去の「画期的」! クルマの便利さを劇的に進化させた「革新的装備」5選

この記事をまとめると

■クルマが劇的に進化したと思える装備類を5つ紹介

■いまでは当たり前のように使用しているが登場した当時は画期的なものだった

■どれも利用者の使い勝手の向上につながっている

鍵を差し込んで捻る……なんて動作も過去のもの

 携帯電話が登場して私たちの暮らしが劇的に変わったように、クルマにもまた、ビフォーアフターと呼べるほど、クルマの使い方を変えた革新的な技術が存在します。その代表的なものをピックアップしてみました。

 ひとつめは、便利になっただけでなく、クルマのキーというものの使い方さえ変えてしまった、「プッシュスタートボタン」です。昔はステアリングコラムのキーシリンダーにキーを差し込み、ぐるっと回すことでエンジンを始動させていましたが、プッシュスタートボタンが登場してからは、キーを手にもつ必要さえなくなってしまいました。

 登場したばかりのころは、なぜかキーをインパネなどの穴に差し込むようになっていて、そのあとにボタンを押す操作となっていたクルマや、キーは差し込まなくてもいいけど、ツマミを指でつかんで回す操作が必要なものなど、不思議なクルマもあったものですが、過渡期を過ぎればボタンを押すというシンプルな操作に落ち着きましたね。

 ふたつめは、聞くところによると日本人ユーザーの声によって欧米のクルマにも広がっていったという、折りたたみ式サイドミラー。固定式のサイドミラーのころは、壁際いっぱいに寄せて駐車する際にガガガとサイドミラーを擦ってしまって泣いたり、狭い駐車場では歩行者が歩く幅が狭くて気を遣うなど、日本の道路事情、駐車場事情では、けっこう不便なことが多かったんですよね。

 突起物なので、駐車している間にぶつけられてサイドミラーだけ折れていた、なんてことも多かったようです。初期のころは、運転席から手が届きにくい助手席側のミラーだけ電動で折りたためて、運転席側は手動で折りたたむようになっていたクルマもありました。

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