この記事をまとめると
■地方版図柄入りナンバープレートは2018年10月から導入が始まった
■地域を象徴する絵柄やゆるキャラが描かれたナンバーは人気が高い傾向にある
■地方版図柄入りナンバープレートは最近も追加され、今後も数が増えていく予定だ
いまご当地ナンバーが急増中!
2018年10月から導入開始となった、地方版図柄入りナンバープレート、いわゆるご当地ナンバープレート。第1弾で41地域、2019年5月からの第2弾で17地域、2023年10月からの第3弾で10地域が加わり、現在までに合計68地域が交付。東京オリンピック・パラリンピックやラグビーW杯など、期間限定の特別仕様も登場して注目を集めました。
そこで、「いったい、1番人気があるのはどこのご当地ナンバープレートなのか?」、気になりますね。
国土交通省によれば、令和3年3月31日時点でもっとも普及率が高いのは、奈良県の「飛鳥」(3.82%)なんだそう。図柄そのものも、オレンジ色の四神の朱雀が描かれた素敵なデザインなのですが、導入時には奈良トヨタが飛鳥ナンバーの誕生を記念して、「飛鳥とクルマ」をテーマとしたフォトコンテストを実施するなど、PRにも力を入れたとか。
第2位は、日本人だけでなく海外の人からも人気が高そうな、山梨県の「富士山」(2.46%)。じつは「富士山」ナンバーは静岡県版もあり、そちらは山頂に雪を被った、悠々とした富士山の図柄が素敵なデザインなのですが、山梨県版は赤富士で、ちょっと大人っぽい富士山のデザインが素敵です。
そして第3位は、青森県の「弘前」(2.16%)となりました。こちらは弘前城に桜色のお堀、雄大な石木山がデザインされています。
ただし、人口あたりの普及率ではなく、単純な申し込み件数でのランキングを見てみると、1位は熊本県の「熊本」(2万3653件)。ちらっと覗いているような世界的人気キャラクター、「くまモン」の人気もあるのでしょう。
第2位は、広島県の「福山」(1万4819件)です。広島といえば……広島東洋カープということで、カープファンなら絶対につけたいナンバープレートですね。
そして第3位が、愛媛県の「愛媛」(1万510件)。蛇口からオレンジジュースが出るところがあるくらい、みかんの産地として有名な愛媛ですが、イメージアップキャラクターである「みきゃん」がデザインされています。