
この記事をまとめると
■トラックは私たちの生活を支えるために日本中を走りまわっている
■一般の人がトラックを運転する機会は少ない
■筆者がいすゞエルフに乗ってみた
いすゞエルフの装備をチェック!
今回、乗ったり触ったりしたのはよく見かける普通のトラック。走っている姿を見ても、わざわざ気に留めることもないくらい平凡な平成25年式いすゞエルフのパワーゲート付き。いたって普通である。しかし、一般的なドライバーがトラックを実際に触ったり乗ったりする機会はなかなかないだろう。そこで、今回は細部を見ながら実際に動かしてみたぞ。
1)まずはトラックの外装チェックからスタート
初見ではどういう手順で開けるかわからない後部のロック部分。まずはロックを外すのが第一段階だ。その後、もち上げたレバーを地面と水平方向に動かせば、扉の上部と下部をつなぐように設置されたロッドが動き、ロックと解除ができる。扉の隅に貼ってあるステッカーを見るとストッパーがあるらしいが、強風時には使用禁止だ。これは強風でロック機能が壊れないようにという意味だろう。
さらに、ドア開口部に貼られている空気圧ステッカー。トラックらしくタイヤの扁平率は80、空気圧も6kpaオーバーとトラックらしい数字なのだ。
2)パワーゲートをいじってみた
今回のエルフはパワーゲートが有線コントローラーだったため、リヤタイヤとパワーゲート本体の間に収納ボックスがあり、そこにコントローラーが収められていた。オーナー曰く、有線は使い勝手が悪いのでリモコンにしたいそうだ。
では、いざパワーゲート始動。パワーゲートは折りたたまれた状態で格納されていて、後部にせり出してくるまでは電動だ。本体が完全に出てきたら、ここからは手動でパタンパタンと広げていく。このときにパワーゲートの最先端部には積んだ荷物が滑り落ちないようにするためのカート台車の脱輪防止構造というロック機能がある。これは便利!