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インターチェンジの近くにそびえる巨大な建造物! 倉庫とは違う「物流センター」の知られざる中身 (1/2ページ)

インターチェンジの近くにそびえる巨大な建造物! 倉庫とは違う「物流センター」の知られざる中身

この記事をまとめると

■物流センターは荷物を効率良く配送するための特別な施設だ

■施設内で行われる業務は配送だけにとどまらない

■物流センターの役割や物流倉庫との違いについて解説する

荷物を効率良く配送するための施設

 インターチェンジ近くに建っていることが多い巨大な建物。それが物流センターであることを知っている人はどれくらいいるだろうか? 頻繁にトラックが出入りしている光景を見れば、なんとなく倉庫っぽい場所だと想像ができるかもしれない。しかし、その中身を知る機会はなかなかないのではないだろうか。そこで今回は、我々の生活に大きく関係する物流センターを解説しよう。

 物流センターは荷物を店舗や顧客に効率良く配送するための施設だ。しかし、業務は配送だけにとどまらない。いろいろな製造元や仕入れ先から届いた荷物を保管するのはもちろんだが、それに加えて検品、仕分け、梱包、出荷も行なってくれる。なかには加工設備を備えた物流センターもあり、出荷先の小売店舗で加工する必要がないなど、物流と事業の効率化に特化した設備といえる。そのいっぽうで荷物の保管機能をもたず、トラックの積み替えだけを目的とした施設も物流センターと呼ばれる。

 物流センターが効率化を優先する施設ということがわかったところで、具体的な業務の流れを説明していこう。入荷してから出荷されるまでの間、商品や荷物を物流センター内で保管する。その後、商品は小売店や消費者へ届けられるが、配送前に商品を目的別に梱包したり、商品の価値を高めるための加工を施すこともできる。こうした商品の「入荷」「保管」「ピッキング」「流通加工」「検品」「包装・梱包」「出荷」を一手に担うのが物流センターなのだ。

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