
この記事をまとめると
■Jeep初のマイルドハイブリッドモデルがコンパクトSUVのレネゲードに登場
■WLTCモードで17.7km/Lの省燃費性能を実現
■新たに「ソーラーイエロー」のボディカラーが追加され税込544万円にて発売
人気のコンパクトSUVがリフレッシュ
ジープは、同社市場初のマイルドハイブリッドモデル「レネゲード eハイブリッド」を2025年7月5日から全国の正規ディーラーにて発売する。メーカー希望小売価格は、税込544万円となる。
レネゲードは2015年に登場したジープのコンパクトSUVであり、丸型ヘッドライトとボクシーなデザインによって多くの支持を集め、累計販売台数は2025年3月末時点で2万7000台を超えるほどのスマッシュヒット作となった。ラングラーに次ぐコアモデルへと成長したこの車種に、マイルドハイブリッド仕様が新たに加わることとなった。
新型レネゲードeハイブリッドは、1.5リッター直列4気筒直噴ターボエンジン(最高出力131馬力/最大トルク240Nm)に、最高出力20馬力/最大トルク55Nmの48Vモーターを内蔵した7速DCTを組み合わせたハイブリッドシステムを搭載している。
低速域ではモーターのみの走行も可能で、必要に応じてエンジンが加速を補助。減速時には回生ブレーキにより電力を回収し、効率を高めている。その結果、WLTCモードで17.7km/Lという良好な燃費を実現した。
エクステリアにはグロスブラックのフロントグリル、ドアミラー、ドアハンドルが加わり、スポーティかつ洗練された印象を与えている。インテリアでは10.1インチのタッチパネルモニターを備えた第5世代Uconnect 5が採用され、ステアリングホイールの形状も刷新された。
ボディカラーは既存の「スレートブルー」「グラファイトグレー」「ブラック」「ホワイト」に加え、「ソーラーイエロー」が新たに設定され、計5色の展開となる。
なお、従来のガソリンモデル、PHEVモデルの「4xe」はディスコンとなり、以後レネゲードは、今回登場したeハイブリッドのモノグレード展開となる。