
この記事をまとめると
■タクシーは基本的に先に手を挙げた人を優先することが多い
■見とおしがよく障害物のない場所での乗車が成功の鍵
■確実に乗りたいときは迎車料金を払ってでもアプリ配車を使用すべき
タクシーを呼び止める人が多くいる場所で、タクシーはどのように乗車させる乗客を決めているのでしょうか。今回は、タクシーの乗務経験がある筆者が、乗客が多い場所での優先順位と、タクシーを呼び止めやすい場所・方法について解説します。
タクシー側から見たときに先に手を挙げている人を乗せる場合が多い
乗客が多い場所でよく問題になるのが、タクシー側から見たときに奥にいる人が先に手を挙げていて、手前側の人があとから手を挙げた場合の優先順位です。
この場合の優先順位は、タクシー会社やドライバーによって異なる場合がありますが、大半は先に手を挙げていた人を乗せる場合が多いでしょう。
ただし、必ず先に手を挙げていた人を乗せられるかは、その場やその時の状況などによって異なるため、絶対に先に手を挙げていたほうが先にタクシーに乗れると断言することはできません。
そのため、どちらを乗客を先に乗せてもらえるかわからなくなりそうな場合は、手を挙げている人と距離を空けてタクシーを呼び止めたほうが乗車しやすいといえるでしょう。
タクシードライバーが乗客を見つけやすい場所とは?
タクシードライバーが乗客を発見しやすい場所は、見とおしがよい道路や交差点付近など、タクシーから乗客が見えやすい場所です。
また、空車のタクシーは、もっとも左側の車線(歩道側)を走ることが多いものの、駐車車両や工事現場などの障害物があると右側の車線を通行せざるをえなくなります。
障害物を避けて通行しているタクシーを呼び止めようとしても、なかなか止まってくれないため、駐車車両や工事現場など障害物により左側の車線が塞がっているときは、障害物の手前で待っているほうが止まってもらえる可能性が高くなります。
ただし、障害物の直前や駐車車両の間からタクシーを呼び止めようとすると、タクシーを止めることができなかったり、発進する際に時間がかかったりするため、障害物の手前でタクシーを呼び止めようとするときは、障害物の10mほど手前で手を挙げているとスムースに乗車して発進できるでしょう。
タクシーに確実に乗る方法
急いでいるときほどタクシーが見つからないということはよくあります。しかし、どうしてもタクシーに乗らなければならないときや時間に追われているときなどは、タクシーアプリを使って配車することをおすすめします。
タクシーアプリで配車をすると迎車料金がかかる場合がありますが、なにがなんでもタクシーに乗りたいというときは、迎車料金がかかったとしてもタクシーアプリで配車したほうがよいといえるでしょう。