
この記事をまとめると
■若いクルマ好きに対して口うるさくアドバイスする人が存在する
■ほとんどは余計なひと言で裏では老害認定を受ける可能性がある
■僻んでいても何も生まれないので早急にやめた方が無難だ
その発言、老害認定されるかも?
かつて「新人類」なんて呼ばれた世代の人たちも、気がつけば60代に。その上の団塊の世代であれば70代。「近頃の若いモンは……」といわれていた世代の人たちもすっかりシニア世代です。あっという間にこの年齢に達していたと思う人もいるかもしれません。
かつて自分たちがいわれていたように、いつの間にか、今度は自分自身が「近頃の若いモンは」という側にまわっていませんか?
自戒を込めて「若い世代のクルマ好きの芽を摘んでいるかもしれない5つのNG発言」をまとめてみました。無意識にいっている人、要注意ですぞ!
1:何もわかってないのに旧車やネオクラシックカーに乗るな
旧車やネオクラシックカーを手に入れることはできても、維持するとなると一筋縄でいかないことが多いもの。憧れやほしいという勢いだけで手に入れ、手痛い目に遭うのも若気の至りといえばそれまでですが。
「買えば何とかなると思ってた」「いざ買ってみたら思っていた以上にしんどかった」と弱音を吐く若者に対して、「何もわかってないのに旧車やネオクラシックカーに乗るな!」とお説教するのは御法度です。可能であれば手を差し伸べ、力になってあげてください。そうすることで、彼ら(彼女ら)がシニア世代になったとき、次世代の若者を救ってくれるはずですから。
2:若いのにこんなイイクルマに乗るなんて生意気だ! 10年早い!
SNSを見ていると、20代、30代の方のなかにも「なんでこんなのが買えるんだ!?」と、思わずツッコミたくなるような高額なクルマを所有していることがあってびっくりします。
うらやましいと思ったり、なかには悔しいと思う人もいるでしょう。まぁ、思うだけならいいんですが……。「若いのにこんなイイクルマに乗るなんて生意気だ!」とか「10年早い」とか、よせばいいのにわざわざコメントを書き込んでしまう人がいます。ラクに買えている人なんてホンの一握りなんですから。
3:頼まれてもいないのに「俺(私)ならこうする&こうすべき」的な余計なアドバイス
おじさん&おばさんあるあるな行為として「頼まれてもいないのにアドバイス」をしてしまう人がいます。「〜すべき」とか「しないとだめ」なんて断定口調なのは愚の骨頂です。いわれる側はとうの昔に気づいていますし、対処法も考えています。つまりは余計なお世話なのです。
若い世代の人たちも大人なので、聞いているフリはしてくれますが、これって多くの場合、迷惑だったりします。頼まれたときにはじめて腰をあげればいいのです。