
この記事をまとめると
■ルノーは国内で高い人気を誇る輸入車ブランドである
■日本でのラインアップは魅力的だが導入車種はかなり絞られている
■魅力的な国内未導入モデル3車種を紹介
日本では知られていない魅力的なルノー車は数多い
カングーの大人気を思い出すまでもなく、日本国内で侮れない人気を誇るルノー。使い勝手がよくてキュートなバンだけでなく、FFスポーツとしてホンダ・シビックタイプRに対抗できるメガーヌや、手ごろなサイズで走りのパフォーマンスに優れたアルカナなど、ほかにも魅力的なモデルが揃っています。が、こと本国のラインアップに目を向けてみると、おいおいよさげなSUVがまだまだたくさんあるじゃん、てことに。ぜひぜひ、国内導入してもらいたいルノーをご紹介しましょう。
ルノー4
カングーの可愛らしさも捨てがたいものですが、オールドルノーをご存じの方なら、このフロントマスクだけで「いいかも!」となるに違いありません。新型4(キャトル)は1960年代に世界中で大人気を誇った4をオマージュしたSUVで、ご覧のとおりレトロフューチャーなスタイルが売り。また、最新の電動パワートレインを組み合わせ、都市向けの「アーバンオートノミー」と長距離向けの「コンフォートレンジ」のふたつのモデルがラインアップされる模様。
イルミネーションを組み込んだルノーのロゴや、フロントグリルを縁取るLEDランプはオールドファンと現代の若手では好みがわかれるポイントかもしれませんが、大昔の農民車とかジーンズのようなクルマといった世界観からは完全に脱却したかのよう。
フランス国内での価格は、環境税の割引もあって2万5990ユーロ(約419万円)からと、なかなかお手頃なもの。また、イギリスでも価格が発表されており、こちらはEV割引なしで2万6995ポンド(約522万円)とされ、日本で発売された場合の目安となりそうです。
いずれにしろ「誰もが手の届く電気自動車」というルノーの目論見を実現するのであれば、日本でもぜひ発売してほしいモデルに違いありません。