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運転が上手いから事故らないんじゃない! ヤバいクルマに近づかないから事故らない! 近寄らないのが吉の「運転下手」を見わける手段4つ (1/2ページ)

運転が上手いから事故らないんじゃない! ヤバいクルマに近づかないから事故らない! 近寄らないのが吉の「運転下手」を見わける手段4つ

この記事をまとめると

■運転が下手な人のクルマを早期発見し近寄らなければ事故に巻き込まれる確率を下げられる

■巡航速度の変化や駐車時の状況に気をつけることで運転の下手な人に気づくことができる

■余計な動作をしている人にも要注意だ

運転慣れしていない人のクルマには近寄らないのが吉

 運転免許というものを取得してから約30年。走行距離で考えても30万km以上、日本各地の公道を走ってきた不肖筆者だが、交通事故を起こしたことは一度もなく、いわゆる「もらい事故」をもらった経験もない。無傷の30年・30万kmを達成できた理由は、筆者が類いまれなる動体視力と反射神経、そしてWRCワークスドライバーも真っ青のドラテクを有しているから……ではまったくない。どちらかといえば運転はヘタクソであり、サーキットを走らせてもけっこう遅い私である。

 そんな筆者が30年にわたって無事故記録を更新し続けていられる理由は、ただただ「君子危うきに近寄らず作戦」を実行しているからにほかならない。

 つまり、世の中に一定数いる「想像もできないほどの運転下手」を早期に発見し、その者の思いもよらぬ謎運転によって事故に巻き込まれる可能性を極限まで下げるため、「なるべく近寄らないようにしている」というだけの話である。

 その者が「思いもよらぬ謎運転」をしでかす可能性があるドライバーかどうかは、いちいち面談して運転経歴書を提出してもらうなどの面倒な作業はせずとも、遠くから見ているだけでわかるものだ。

 もちろんこれは筆者だけの特殊能力ではまったくなく、公道というアスファルトジャングルで5年ほどサバイバルできたドライバーであれば、誰しもが獲得しているはずの能力だ。しかし、運転歴5年未満の若年ドライバーのため、あらためて「近寄ってはならないドライバーの特徴」を下記に列挙してみることにしよう。

近寄りたくないドライバー1:巡航速度が一定ではないドライバー

 混雑している一般道で速度が逐次上下するのは当たり前のことだが、かなり空いている自動車専用道路を走行中であるにもかかわらず、なぜかいきなり70km/hぐらいまでペースが落ちたと思った1分後に、今度はなぜか110km/hぐらいまでペースが上がるクルマをたまに見かける。

 そのドライバーには何らかのやむにやまれぬ事情がある可能性も否定できないが、おそらくは単なる「超絶ヘタクソ」である。何らかの巻き添えをくらう可能性を排除するため、こちらのペースを落として先に行かせてしまうか、あるいは問題ない範囲でズバッと先に行ってしまうのが君子の行いである。

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