
この記事をまとめると
■BMWがヴァレンティーノ・ロッシ選手とコラボした特別限定車「M4 CS VR46」が登場
■M4 CSをベースにした高性能モデルで日本にはわずか2台が導入
■ロッシ選手を象徴するブルーとイエローを纏った特別装備で熱狂的ファンに訴求する
あのヴァレンティノ・ロッシ選手とコラボ
BMWは、BMW Mモデルの限定車「BMW M4 CS VR46」の注文受付を6月27日から7月9日まで全国のBMW正規ディーラーにて実施する。本モデルは日本国内で2台の限定導入となり、納車は2025年第四四半期以降を予定している。
BMW M4は、BMW M社が開発する高性能モデルであり、日本仕様には標準で出力強化された「コンペティション」仕様が採用されている。さらにBMW独自のインテリジェント4輪駆動システム「M xDrive」を組み合わせることで、卓越した運動性能を実現している。
今回の限定モデルBMW M4 CS VR46は、「BMW M4 Competition M xDrive」をベースとするBMW M4 CSをさらに特別仕様化したものである。「Competition Sport」の略称を冠するM4 CSでは、車体重量を約20kg軽量化するとともに、最高出力を約20馬力向上させている。
M4 CS VR46は、現在BMWのワークスドライバーとしても活躍するレジェンドライダー、ヴァレンティノ・ロッシ選手とのコラボレーションモデルである。全世界でわずか92台の生産にとどまり、「マリナ・ベイ・ブルー」と「フローズン・タンザナイト・ブルー」の2色がそれぞれ46台ずつ用意されている。日本市場には、各色1台ずつの計2台のみが割り当てられる。
車体のドアにはロッシ選手の象徴的なゼッケン「46」が大きく描かれ、ホイールのエアバルブにはサンパウロ・イエローのアクセントが施されるほか、カーボンセラミックブレーキには専用のイエローキャリパーが装着されている。全体として、ロッシ選手のイメージカラーである青と黄色が随所に取り入れられたデザインとなっている。
インテリアも特別仕様で、カーボンバケットシートのバックレストには「VR46」ロゴが刺繍され、ダークブルーとイエローの専用アクセントがシートやステアリングなどに配されている。
BMWとヴァレンティノ・ロッシという二つのアイコンが融合したこのモデルは、モータースポーツファンおよびBMW Mの熱烈な支持層にとって極めて魅力的な1台といえる。