WEB CARTOP | 独自の企画と情報でクルマを斬る自動車メディア

富士のホームストレートを埋め尽くす235台のシボレー! コルベットZ06コンバーチブルも公開された「シボレー・ファンデー2025」を開催 (1/2ページ)

富士のホームストレートを埋め尽くす235台のシボレー! コルベットZ06コンバーチブルも公開された「シボレー・ファンデー2025」を開催

この記事をまとめると

シボレーの祭典として富士スピードウェイで「シボレー・ファンデー」が開催されている

■2025年6月14日に開催された「シボレー・ファンデー2025」には235台が集結

■新型車発表会に本コース体験会やコンクール・デレガンスなど魅力的なコンテンツが満載

日本初導入モデルと日本専用限定車を発表

 カマロが2024年モデルで生産終了となって以来、いまや日本におけるシボレーのラインアップはフラッグシップスポーツのコルベットだけになってしまった。しかし、シボレーファンの熱狂度は、いまだ衰えてはいない。そう感じさせてくれるのが、「シボレー・ファンデー」だ。

「シボレー・ファンデー」は年に1回、富士スピードウェイで行われているサーキットイベントで、走行会はもちろんのこと、新型車や限定車の発表会あり、ドライビングアカデミーあり、コンクール・デレガンスあり、トークショーありと充実したコンテンツがめじろおし。多くのシボレーファンがこの日を待ち望む、まさにシボレーの祭典となっている。

 そんな「シボレー・ファンデー」が2025年も6月14日に開催された。同イベントはこれまで、すべて晴天に恵まれてきたが、2025年は残念ながら雨がぱらつく曇天。それでも会場には、235台のシボレーと400名を超えるシボレーファンが駆けつけた。

 集まったシボレーファンの最大のお目当ては、富士スピードウェイのピットで初公開される新型車や限定車だろう。2023年にはハイパフォーマンスモデルであるコルベットZ06を、2024年にはコルベット初の電動化モデルにして全輪駆動のE-Rayを同イベントで日本初公開している。そして「シボレー・ファンデー2025」で公開されたのが、コルベットZ06コンバーチブルと限定車のコルベット・イエロージャケットエディションの2台だった。

 コルベットZ06コンバーチブルは、2023年にこの地で発表されたZ06のオープンモデル。5.5リッターのV8DOHCエンジンから発せられる最高出力は646馬力とクーペモデルとまったくの同スペックで、48km/h以下であれば走行中でも操作が可能なハードトップは、約16秒でクーペからオープントップへとトランスフォームする。そのほか、クーペではオプションとなっていたカーボンセラミックブレーキをZ06コンバーチブルでは標準装備としているのも注目だ。

 発表会に登壇したGMジャパンの若松社長も「Z06の圧倒的なパフォーマンスをオープンエアで存分に味わっていただきたい」とこれまで日本には導入されていなかったZ06コンバーチブルを紹介した。

 一方の限定車、コルベット・イエロージャケットエディションは、その名の通りイエローのボディカラーをまとった日本だけの特別なモデル。このイエローはコンペティションイエローと呼ばれ、その起源は初代モデルにまで遡る由緒正しきカラー。C5以降のレーシングモデルには必ず採用されており、コルベットのプロダクションモデルに採用されたのはじつに30年ぶりだという。

 そのほか、ブラックのスティンガーストライプやアクセントパーツ、ブラックを基調としたステルスインテリアトリムパッケージなどが組み合わされ、圧倒的な存在感と比類なきパフォーマンスが同居する。クーペ15台、コンバーチブル15台の計30台のレアモデルであり、来場したシボレーファンの注目の的となっていた。

画像ギャラリー

WRITERS

モバイルバージョンを終了