
この記事をまとめると
■SA・PAでの乗り合いや徒歩での合流行為はOKなのかどうか解説
■NEXCOとしては長時間駐車や施設の目的外利用は原則として認めていない
■ほかの利用者に迷惑となる行為は控えるべきだろう
SA・PAで行われているグレーな行為に注目
ヒッチハイクという言葉はもう死語でしょうか。まだ一家に1台の自家用車がないような昭和の時代は、お金のない学生や旅行者などが、国道沿いや高速道路の入り口やSA・PAなどで手描きの目的地を書いたプレートを持って乗せてくれと頼む行為はそれなりに見かけられ、学校の長期休暇の時期などはちょっとした風物詩でもありました。それから数十年、いまでは見かけたら思わず振り返るくらいに希少な存在になっています。
そして、SA・PAで待ち合わせをして、1台のクルマに乗り合わせて目的地に移動するという行為がちょっとした問題になっていたりします。ここでは、SA・PAで人を乗せる行為にスポットを当ててすこし掘り下げてみたいと思います。
SA・PAに数台で集まって、1台に乗り合わせてゴルフやレジャーに向かう人はそれなりにいて、その放置車両によって駐車場が混雑して困っているという話は、少し前からあちこちで聞かれるようになりました。
また、昨今は徒歩で入って利用できるSA・PAもちらほら登場しましたが、そういうSA・PAエリアに徒歩で入って、クルマと待ち合わせをして拾ってもらうという行為も散見されるようになっています。その件について、SA・PAエリアを運営管理するNEXCO中日本に聞いてみました。