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ドアを開けてもシートがない……ってドアの意味やいかに!? 4ドアなのに2シーターの謎モデル5台 (1/2ページ)

ドアを開けてもシートがない……ってドアの意味やいかに!? 4ドアなのに2シーターの謎モデル5台

この記事をまとめると

■2シーターといえば一般的にはオープンカーやクーペに多い

■5ドアハッチバックや4ドアセダンにおいてもリヤシートがないモデルが存在する

■多くはスポーツモデルのための仕様だが実用性重視で撤去されたモデルもある

ドアはあるのにリヤシートがない!?

「2シーター」と聞くとスポーツカーに代表されるクーペタイプやオープンカーを思い浮かべる人が多いことだろう。しかし、世のなかにはリヤドアが存在しているのにもかかわらず、シートが前2席しか存在しないという不思議なモデルも存在している。今回はそんなクセの強いモデルをいくつかご紹介しよう。

⚫︎ルノー・メガーヌR.S. トロフィーR

 実用的なハッチバック車をベースに大きなエンジンと締め上げられた足まわりなどをプラスするという、ホットハッチの不文律をキッチリ守っているメガーヌR.S.(ルノー・スポール)は、ホンダ・シビックタイプRとFF最速の座を争っていることでも知られるモデル。

 そんなメガーヌR.S.が量産FF最速のタイムを記録したことを記念しリリースされたのが「トロフィーR」で、四輪操舵システムの「4CONTROL」や4輪ハイドロリック・コンプレッション・コントロールを廃し、カーボンパーツやチタンマフラー、そしてリヤシートの撤去などによって130kgもの軽量化を実現したモデルとなっていた。

⚫︎トヨタ GRカローラ モリゾウエディション

 ハッチバックモデルのカローラスポーツをベースに、GRヤリスにも搭載されている1.6リッターターボエンジンと4WDシステムを搭載したGRカローラ。その発表と同時に70台限定でリリースされたのが「モリゾウエディション」だった。

 これはベース車よりもトルクをアップさせ、トランスミッションもクロス化、ボディ剛性もさらに高めてタイヤもハイグリップかつ幅広なものを装着するというメーカー謹製のチューニングモデルで、軽量化のためにリヤシートも撤去。

 しかも、ただ撤去しただけではなく、そこに補強バーを備えることで、タイヤラックとしても使えるようにしてあり、純正サイズのタイヤ4本を立てた状態で積むことができる。さらには、タイヤ固定用のベルトもオプションで用意されていた。

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