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怪物ピックアップを豪州で発見! シビックサイズに6速MT+580馬力のV8スーチャーをぶち込んだ「HSVマルーGTSR」って荷台にナニ載せんの? (2/2ページ)

怪物ピックアップを豪州で発見! シビックサイズに6速MT+580馬力のV8スーチャーをぶち込んだ「HSVマルーGTSR」って荷台にナニ載せんの?

この記事をまとめると

■HSVマルーGTSRはスーパーチャージャー付きV8エンジンを発揮する異端のトラック

■公認チューナーHSVによるもので最高出力は580馬力を発揮

■実用性の高いピックアップボディを備え価格は約10万ドルとなっている

過激すぎるピックアップトラック

 アメリカ人にとって、ピックアップトラックをチューン&カスタムするのは日常茶飯事。数百馬力のトラックがブイブイいわせていても、さほど珍しい光景でもありません。が、南半球オーストラリアの地で発見された580馬力/740Nm、しかも6速MTでかっ飛ばすトラックとなると、ちょっと意味がわかりません。どんだけ羊を載せるんだ? とか、想像するだけでニヤついてしまうのです。

 不思議だけど、ちょっと気になるトラックはHSV Maloo(マルー)GTSRと呼ばれるモデル。このHSVはホールデン・スペシャル・ビークルの頭文字で、オーストラリアの自動車メーカー、ホールデンと、優勝請負人のあだ名で有名なトム・ウォーキンショーが共同で設立したファクトリーです。

 HSVは、日本のガラパゴス現象かのように、独自の進化を遂げたスペシャルマシンを数多くリリースする公認ファクトリー。たとえば、オールドファンには懐かしのホールデン・コモドアをベースにスペシャルチューンを施したり、フルサイズセダンのグランジ、クロスオーバーSUVのアバランチまで、あたかもメルセデス・ベンツに対するAMGかのようにチューニングを施しているのです。

 そして、自身が腕っこきのレーサーだったウォーキンショーのコミットらしく、「GTSR」シリーズはレーストラックでも通用するガチなチューンアップが特徴。マルーGTSRはシビックに似通ったサイズの車体に、6.2リッターのV8を搭載するってところからイッちゃってます(笑)。しかも、スーパーチャージャー付きで580馬力/6150rpm、740Nmものトルクを3850rpmで発生させるという、ちょっと昔のグループCカーみたいなパワー。

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