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獣じゃなくてポルシェでも狩る気!? ブラバスがメルセデスAMG SL63をシューティングブレークに魔改造した「ロケットGTS」がもはや狂気!! (2/2ページ)

獣じゃなくてポルシェでも狩る気!? ブラバスがメルセデスAMG SL63をシューティングブレークに魔改造した「ロケットGTS」がもはや狂気!!

この記事をまとめると

■ブラバスはメルセデス・ベンツなどのカスタムを得意とするチューナーだ

■AMG SL63 S Eパフォーマンスをシューティングブレーク風にリメイク

■1000馬力オーバーのマシンに仕上がっており価格は1億6000万円となっている

AMG SL63を魔改造して1億円超のマシンへ

 魔改造やビックリドッキリマシンは次々と生まれ続けていますが、昔ながらのスペシャルカーチューナーというのはめっきり減っているような気がします。アルピナはチューナーにほど近いメーカーでしたが、AMG同様にBMW傘下になりましたし、ロリンザーやアーデン、ABTなんて噂のひとつも流れて来ませんからね。

 そこへいくと、ブラバスは客筋がいいというか、目の付けどころがいいのでしょう。ツボを外すことなく、それでいてぶっ飛んだマシン作りはもはやお家芸かのよう。1000馬力のシューティングブレークとやらも、世界中のビリオネアが納得する出来栄えに違いありません。

 ブラバスはメルセデスベンツのチューニング&カスタマイズで一世を風靡していること、ご承知のとおりです。極限まで排気量をアップさせるスタンダードチューンに始まったのはAMGと同様ながら、あと追いと呼ばせなかったのはデザインや独特のカスタムセンスにあるといっていいでしょう。キルティングレザーやカーボン素材をインテリアに用いたのも早い時期でしたし、あまり注目されていませんがハイエンドオーディオを積極的に採用したのもブラバスが先鞭を付けているかと。

 また、メルセデスベンツ専門ファクトリーと思われがちですが、顧客のオーダーに応じてブガッティやらアストンマーティン、ポルシェにだって手を出しています。さらには、クルマだけでなくバイクもKTMとのコラボ製品があるなど、老舗ながら常に新しいことにチャレンジしている姿勢もいいですね。

 そんなブラバスですが、彼らは毎年「シグネチャーナイト」と称して自社製品のプレゼンテーションイベントを開催しています。その目玉となる製品は必ず話題になるもので、当日中に売り切れてしまうことがほとんどだそう。これにしびれを切らした太客がいたのか、2024年の目玉商品「ロケットGTS」は限定解除! いつでも注文すれば手に入る商品となりました。が、安心するのはちと早い。なにしろ、お値段が1億6000万円しちゃうのですから。

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