
この記事をまとめると
■洗車に最適なのは意外にも「曇り」や「雨が降る直前」という見方もある
■雨を利用して汚れを落としたり拭き取り手間も軽減できる
■ご近所付き合いも忘れずに雨の日洗車を楽しもう
雨を上手に利用すれば効率的なクリーニングが可能
じっくりと時間を掛けて洗車した翌日に雨……。さらにひどいときには洗車から数時間後に雨に降られた! という経験をもつ方は意外と多いのではないでしょうか。
雨雲レーダーもしっかりチェックしたのに……と思うのも無理はありません。そこで発想の転換です。この雨という天候をうまく洗車に利用できないものか、考えてみました。
●洗車最適日は「曇りの日」と知るべし
洗車にもっとも適した天候、それは「曇り」です。晴天のときに洗車する気もちよさは格別なものがあります。しかし、ボディの汚れを落としているうちに、太陽光の熱でみるみるうちに水分が蒸発して乾燥してしまいます。とくに気温が高くなる夏場は要注意。水分が蒸発して残った不純物が「イオンデポジット」となり、ボディに残ってしまうのです。さらに放置すると「ウォータースポット」に変化して、素人作業では除去が困難になります。
●雨が降り始める直前に一気に洗車!
なかなか洗車をする時間がない、洗車してもどうせまたすぐに雨に降られる……など、少しでも手間を省いたり同じことの繰り返しになるのであれば、いっそのこと雨が降ることがほぼ確実なときに洗車をしてしまうのです。
ボディやホイールなどの汚れを落とし、あとは雨が降り出したらそこで戦線離脱。断続的に雨が降ることで、洗車で浮き出た汚れを洗い流してくれます。この方法は、自宅の敷地や近隣にコイン洗車場があるなどの条件は限られますが「洗車後の拭き取りが面倒」という人にもおすすめです。
●普段落としにくい頑固な汚れを落とすいい機会と捉えるべし
エンジンルーム内の外周、左右ドアの内側、リヤゲートがあるクルマであればその内側など、普段あまり汚れを落とせていない箇所をきれいにするにも絶好の機会です。いちど雨が降り始めれば、ゲリラ豪雨でもない限り少なくとも数時間は止みません。つまり、汚れ浮き出た箇所にも断続的に雨水が流れ続けるのです。普段の洗車ではなかなか落とせない、あるいは落ちにくい作業をここぞとばかりに実行してしまうのです。ただし、乾くと水アカの原因になる場合もあるのでご注意を。
