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ジャパンモビリティショー2025は大成功! これに新車販売を結び付けちゃえば自動車業界はさらに盛り上がるハズ!! (1/2ページ)

ジャパンモビリティショー2025は大成功! これに新車販売を結び付けちゃえば自動車業界はさらに盛り上がるハズ!!

この記事をまとめると

■ジャパンモビリティショー2025は100万人以上の来場者を呼び込んだ

■海外のモーターショーでは会場内外でクルマの販売も行っている

■今後は日本でもショーにリンクした形での販売を考えてもいいかもしれない

ジャパンモビリティショーではクルマを売らないのも特徴

ジャパンモビリティショー2025は大盛況のなか閉幕した。東京モーターショー改め、エンターテインメント的要素を積極的に付加したジャパンモビリティショーとなってから2回目の開催となり、期間内での来場者数は100万人を超えたという。

 そんなジャパンモビリティショーでは、中国や東南アジアの自動車ショーを見慣れているせいか、会場内でセールススタッフが販売促進活動をしている姿がないのが、前回に続き、印象的であった。欧米のショーでも、会場内で新車の売り込みというものは筆者の経験ではないのだが、アメリカの自動車ショーでは、ショー開催期間中に周辺のディーラーで、「モーターショースペシャル」などと銘打った特別値引きといった特典を用意し、ショー開催にリンクしたセールが行われていることを見かけたことがある。

 東京モーターショー時代でも、70年代あたりは会場内にてセールスマンが積極的な売り込みを行い、東南アジアのショーのように商談コーナーも用意されていたことを記憶しているのだが、いつからか東京モーターショーもクルマを売らないショーとなっていった。

 新車を積極的に会場内で販売する中国や東南アジアのショーでは、その傾向もあり各ブランドブース内にはとにかく市販車が多く展示されている。

 一方新車を売らないジャパンモビリティショーでは、とくに日系ブランドでは未来への提案や、新規投入予定モデルなど、ワクワクできる展示内容がメインとなることも、前回のジャパンモビリティショーが成功した理由のひとつと考えている。実際、近年世界各地で自動車ショーはオワコン化しているといわれるで、それらとは異なる趣向で開催したことが功を奏したといえそうだ。

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