
この記事をまとめると
■愛車のホイールをお気に入りのデザインのものに交換したいと思う人も多いはずだ
■ホイールメーカーのなかにはP.C.D.やオフセットをオーダーできるところもある
■ホイールのデザインから完全ワンオフ製作をしてくれる専門業者も存在する
ホイール交換はドレスアップの第一歩
愛車の足もとを飾ってくれるアルミホイール。ひと昔前は純正アルミホイールはイマイチなデザインやサイズのものが多く、カスタマイズ好きからすると交換は必須ともいえるものだったが、近年はデザイン性も高まってそのままでも決まる車種も少なくない。
とはいえクルマ好きからしてみれば、やはりオンリーワンのクルマに仕上げたいという気もちが働くため、アルミホイールはできれば交換したいアイテムの上位に位置するものであることに同意してくれる人は多いハズだ。
しかし、旧車や輸入車、登場して間もない車種やマイナー車種においては、ピッタリマッチするサイズのホイールの選択肢が少ない場合も珍しくなく、泣く泣くスペーサーやP.C.D.チェンジャーなどを用いて他車種用のホイールを装着しているという人も少なくない。
ただスペーサーやP.C.D.チェンジャーなどはどうしても重量増に繋がってしまい、フィッティングに不安が出ることもあるため、できることなら使用したくないと頭を悩ませている人もいることだろう。
そんな悩めるオーナーのために、たとえばWORKではP.C.D.の変更や、2ピースや3ピースのモデルであればオフセットもオーダーで作ることができ、カラーも複数あるもののなかから自由に組み合わせることができるようになっている。
また、エイトスポークで知られるレーシングサービスワタナベでも同様にP.C.D.の変更やカラーの変更、さらにワンピースモデルでありながら、一部サイズではオフセットの変更も可能となっているのだ。
それでも納得がいかないという人に向けての究極は、ワンオフでデザインからオリジナルのホイールを作ってもらうという手段も存在している。
これはネットで検索するといくつか業者を見つけることができるが、筆者の愛車のホイールの製作を担当してくれたiMLA WHEELSは、通常ラインアップのホイールもインチ数やP.C.D.、オフセットなどをオーダーして製作してもらうことが可能だが、ワンオフでのホイール作成も得意としており、東京オートサロンなどに展示されているデモカーのホイール製作も請け負っているのだ。
といっても足もとを支えるホイールだけに、然るべき強度は確保しなければならないので、希望のデザインすべてが形になるわけではないが、ホイールに熟知したスタッフがその辺りも考慮してリデザインをしてくれるので安心して履くことができる。
もちろん金額はそれなりにかかってしまうが、妥協したホイール選びで何度か買い直すことを考えれば、決して高すぎるという金額ではないので、気になる人は各メーカーに問い合わせてみてはいかがだろうか。
