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いまどきのクルマ選びはココも重要! USBポートの数と種類をチェックすべし (2/2ページ)

いまどきのクルマ選びはココも重要! USBポートの数と種類をチェックすべし

この記事をまとめると

■現代のカーライフにとって必須装備となっているのがUSBポートだ

■車種によって搭載しているUSB端子の数だけでなく形状や規格も異なっている

■高速充電は純正のUSB端子だけでなくアクセサリーソケットに差し込む社外品もある

現代のクルマでは必要不可欠なUSB端子

 今やクルマの便利装備というより、必須装備となっているのがUSBポートだ。家でスマホの充電をし忘れても、クルマで移動中に車内で充電ができ、スマホや音楽の入ったUSBメモリとの接続も可能と、実用性からエンターテイメント性までカバーしてくれる装備といっていい。最新のクルマには標準装備でUSBポートが付いているが、その数や使いやすさはクルマによって違い、充電速度も規格によって異なる。

 まずはクルマに装備されるUSBポートの数だが、これは3列シートのミニバンであれば乗車定員数が多いことから多くて当然だ。EVはそのキャラクターもあって、USBポートの数が多いクルマもある。

 ミニバンを例に挙げると、トヨタ・アルファードは1列目席センターコンソールボックス前部に充電用×1個、通信・充電用×1個、センターコンソールボックス内部に充電用×1個(1列目席は合計3個)、「Z」と「エグゼクティブ・ラウンジ」グレードの2列目席左右に×各1個(2列目席は合計2個)、3列目席左右のリヤクォータートリムトレイに×各1個(3列目席は合計2個)の合計で最大7個のタイプCポートを備えている。

 とくに、VIPシートとなる2列目席のエグゼクティブ・パワーシートまたはエグゼクティブ・ラウンジシートでは、アームレスト部分や側面など、着座した際に自然に手が届く位置に配置されているから使いやすさは文句なし。

 だが、標準型アルファードのUSBポート数に驚いている場合じゃない。2025年モデルで追加された2列シート仕様の「スペーシャラス・ラウンジ」の2列目席には、センターコンソール前部に通信・充電用ポートがあるだけでなく、シート左右それぞれにタイプCポートが3個ずつ備わっており、2列目席部分だけで合計7ポートある。これは、忙しいVIPが車内の移動中にスマホ、タブレット、ノートPCなどの充電を行えるための設計、配慮といっていい。

 また、輸入ミニバンではフォルクスワーゲンのID.Buzzが、1&2列目席にはもちろん、3列目席にもしっかりとタイプCポートが装備されている。

 しかし、ファミリーユースのミニバンだってUSBポートが充実し、使いやすく配置されているクルマがある。たとえばトヨタ・シエンタやホンダ・フリードだ。シエンタの場合、前席にタイプCポートとタイプAポートがひとつずつ、2列目席にも1列目席左右それぞれの背後に、スマホポケットとタイプCポートを装備。

 シエンタとフリードには2列目席用として1列目席背後にタイプCポートが用意されているのだが、シエンタの蓋なしのほうがすぐ接続できることから使いやすいという見方もある。

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