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冬にオープン!? 意外にアリなんです! イルミ観覧に星空鑑賞も最高なオシャレ中古オープンカーたち (1/2ページ)

冬にオープン!? 意外にアリなんです! イルミ観覧に星空鑑賞も最高なオシャレ中古オープンカーたち

この記事をまとめると

■オープンカーのベストシーズンは春秋といわれているがじつは冬に乗るのもおすすめできる

■昔からオープンカーは輸入車に豊富に用意されていた

■100万~200万円台で狙える女子ウケしそうな中古のオープンカーを紹介

いま中古車が狙い目のオシャレなオープンカー5選

 オープンカーの魅力は、屋根を開けて走ることで、風、空、空気、そして季節を肌で感じながらオープンエアドライブを楽しめるところにある。スポーティなオープンカーの場合、メタルルーフのクルマより低い速度でもスピードを感じられるあたりも見逃せないポイントだろう。

 が、四季のある日本では、太陽が照り付け、強い紫外線が降り注ぐ夏の酷暑の環境下でのオープンエアドライブは、エアコンを利かせたとしても、暑さとの戦いになりがちだ。オープンカーにとって最適な季節は春、秋とされているが、じつは冬もオープンカーを走らせるのに向いているのだ。現代のオープンカーにはヒーターはもちろん、シートヒーターなどが備わっているクルマも多く、前席であれば風の巻き込みを抑える機能が備わり、防寒着を着用すれば、かえって冬の乾いた冷たい風が気もちよく感じられたりするのである。

 とくに、クリスマスシーズン、東京・表参道などの眩いクリスマスイルミネーションがきらめく道を走ったとき、山間部の冬の星座がきらめく山道を走ったときなど、「これぞ屋根のない、オープンカーの醍醐味!!」といえるドライブが味わえることになる。

 そこでここでは、リーズナブルな価格で手に入る、デートカーとしても最適な、お薦めの中古オープンカーを紹介したい。ただし、マツダ・ロードスター、ホンダS2000、S660のような、走りに特化したライトウエイトオープンスポーツカーは除外させていただきたい。あくまで、デートカーとしてオシャレに見えるオープンモデルを中心としたい。

フォルクスワーゲン・ザ・ビートルカブリオレ

 初代フォルクスワーゲン・ゴルフの時代からあるフォルクスワーゲンのカブリオレは、昭和の女子大生人気の高いオープンカーだった。そして2019年に生産が終了した現代のザ・ビートルにも、オープンモデルのカブリオレがあり、日本でも2013年から2016年まで発売されている。

 とにかくオシャレでノスタルジーな雰囲気もあるデザイン性は、実用オープンモデルとしてはピカイチ。オシャレなインテリアに2+2の座席をもち、リヤスポイラーが装着されているのも特徴で、走りは当時のフォルクスワーゲン・ゴルフ基準。レザーシート仕様で前席にはシートヒーターも完備。ドイツのクルマだけに、寒い時期のオープンエアドライブにもしっかりと対応しているのだ。耐候性抜群の電動ソフトトップは約10秒で開閉でき、50km/h以下なら走行中でも開閉できるため、突然の雨、雪、トンネル走行にも対応。

 そもそも新車の販売台数がそれほど多くないため、中古車の数は限られているが、1998年登場のニュービートルではなく、2012年に発売された、チョップドルーフっぽいルーフデザインとなった、よりスタイリッシュなザ・ビートルの2014年モデルでも200万円台から探すことが可能だ。

レクサスSC

 もっとラグジュアリーで高級感ある、セレブになった気分が味わえるオープンモデルで女子にウケたい……なんて思うなら、年式はグッと古くなるものの、2001年から2010年まで発売されていた2代目レクサスSC430(2005年8月、4代目ソアラから日本でのレクサスブランド開業に伴いレクサスSCとなった)がある。

 日本向けといえるのは、ソフトトップではなく、小型モーター10個(!!)による自動開閉式のハードトップによるオープンモデルという点。マイアミのセレブマダム御用達をイメージしたというオープンモデルだけに、内装の豪華さ、快適度、走行性能は文句なし(新車当時)。

 レクサス化された2006年モデル以降は、ナビゲーション、マークレビンソンプレミアムサラウンドシステムも標準装備され、ATも5速から6速に変更されている。狙い目はもちろん、ソアラ時代ではなく、2006年モデル以降のレクサス版のSC430である。ちなみに後継車は、あのレクサスLCである。

 中古車価格は、さすがに19年前~のクルマだけに、100万円台から見つけることができる。保証なし、保証付きの両方があるが、もちろん程度を見極め(とくに電動ハードトップの状態)、保証付きで購入することを薦める。国内では2010年7月に生産終了されているので、もっとも新しい2010年モデルでも15年前のクルマであるということは、これからの整備費用、税金を含め、理解しておきたい。

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