
この記事をまとめると
■ガソリンスタンドでは「アドブルー」が補給できる
■アドブルーはディーゼルエンジンに使用される液体で頻繁に補充するものではない
■水と尿素で作られているので保管状況次第では異臭がすることもある
トラックドライバーにお馴染みのアドブルーってなんだ?
アドブルーというものの名前と役割はなんとなく知っていた筆者だが、じつは実物を見たことがなかった。大きなガソリンスタンドでたまに、「AdBlue」と書かれた給油機みたいなものを見かけることもあったが、実際にそこでトラックへとアドブルーを入れている光景にも出くわしたことがない。
そんなある日、知り合いのトラックドライバーと倉庫で話しているときに、偶然アドブルーの話になった。これはチャンスだと思い、さっそくアドブルーを見せてもらうことに成功したので、そのときの様子をリポートしよう。
まず早速、「アドブルーを見せてほしい」とお願いしてみたら、「たぶん1個あったかな?」という返事だったことに驚いた。なぜならアドブルーは、ディーゼルエンジンのトラックには必要不可欠なのだから、大量に在庫しているものだと思っていたからだ。
実際のアドブルーを前にしていろいろな発見があったのだが、その前に少しだけアドブルーについて説明しておこう。
ディーゼルエンジンを搭載したトラックの側面に青いキャップの容器が設置されているのだが、これがアドブルーを入れるための容器だ。そしてアドブルーは排出ガスをきれいにするために必要不可欠な高品位尿素水のことを指す。
とはいっても、ディーゼルエンジンにはすべて「尿素SCRシステム」が搭載されているわけではなく、その歴史が比較的浅いために、古いディーゼルエンジンには採用されていないというのが簡単な説明となる。予備知識としてアドブルーは常温で保存できる、無色・無臭の液体というのも覚えておいてほしい。決してアドブルーだからといって、青いわけではないのだ。
