
この記事をまとめると
■非降雪地のユーザーにとってスタッドレスタイヤの購入はハードルが高い
■1シーズンに数回程度の利用であればレンタカーやレンタルサービスが有効だ
■チェーンを用意しておくとタイヤよりも安く高い効果を得られる
スタッドレスタイヤを買うか買わないかの境界線
12月になり、本格的に冬の気配となってきた今日このごろ。降雪地帯の自動車ユーザーはすでにスタッドレスタイヤに交換している人がほとんどだとは思うが、年に数回降るか降らないかの地域に住んでいるユーザーにとっては、使うかどうかわからないスタッドレスタイヤにお金を払うのも、なかなかハードルが高い。また、外したタイヤの保管場所も考えなければならない。
とくに近年のクルマはタイヤホイールの大径化が進んでおり、サイズによっては10万円を軽く超えてしまうことも珍しくなくなっているのもツライところだ。そこで今回は、スタッドレスタイヤを購入することなく冬を乗り切る方法を考えてみたい。
まずもっとも有効な方法が、元も子もないが、“雪が降ったらクルマに乗らない“ということだろう。年に数回降るか降らないかの地域であれば、積雪があったとしても数日で溶けてしまうことがほとんどであるため、その期間だけ徒歩や公共交通機関などを使うようにすれば、スタッドレスタイヤも不要だし事故でクルマを傷つけることもないのだ。
しかし、目的地が駅などから遠く離れているような、クルマでないと行きづらい場所に行かなければならない場合は、スタッドレスタイヤを装着しているレンタカーやカーシェアリングの車両を借りるというのも選択肢のひとつ。
愛車があるのにクルマを別途借りるのはナンセンスかもしれないが、数日間の利用であればスタッドレスタイヤを買うよりは安く済むことがほとんど。ただ、1シーズンに何度も借りるようなことになると、スタッドレスタイヤを買ったほうが安く済む可能性もあるという点は留意したい。
また、最近ではスタッドレスタイヤのレンタルサービスを実施しているタイヤショップやカー用品店、ディーラーなどもあるので、そういったサービスを利用するのもアリかもしれない。
ただ、レンタル車両にしてもレンタルスタッドレスタイヤにしても数に限りがあるため、あらかじめ予約しておくことは必至。そのため、たとえば日程を決めてスキー場に行くというような場合には、前もって予約することができるものの、“明日急に雪の予報になった”というような不測の事態には、準備の観点などから、対応できない可能性が高いのだ。
そういった点を鑑みると、安価かつ信頼性が高いのは市販のタイヤチェーンを車載しておくということではないだろうか。軽自動車サイズであれば1万円を切る価格のものもあり、凍結路面ではスタッドレスタイヤを凌ぐグリップを発揮してくれる。
ただし、これも正しく装着していないと効果を発揮しないどころか、外れてクルマを傷つけるリスクもあるので、購入しただけで満足せず、一度実際に装着してみるなどの事前準備が必要なのはいうまでもない。
