
この記事をまとめると
■クルマ業界には専門用語が存在する
■マニアたちだけの間でしか通じずに一般人には意味不明な場合も多い
■昔使われていて今では使われないワードもある
何いってるのか一般人には意味不明
クルマ好きと話していると、門外漢にはなんのことやらわからない言葉が混じりがち。技術的な用語であればまだしも、妙に略したフレーズだったり、由来すら見当もつかない言葉もしばしば。かくいう筆者も、友人のタケル君が口にするクルマ用語に「それ、どういう意味?」と聞き返すことしょっちゅうです。ここでは、タケル君が使う典型的な用語と用例ともども解説していきましょう。
「だから、ケツが出てから逆ハンて遅くね」
タケル君がかなり食い気味で会話に割り込んだセリフですが、ここでは「ケツ」と「逆ハン」が門外漢にはチンプンカンプンかと。まず、ケツはクルマのリヤ、リヤビュー、あるいはタイヤを含めたリヤの足まわりを指しているかと。逆ハンはハンドルをコーナーの行方とは逆にハンドル操作をする、カウンターステアの古いいいまわし。
つまり、「リヤタイヤがスリップしてからのカウンターステアでは遅すぎる」という意味合い。ケツの用例としては、「もっとケツにトラクションかけないと」とか「(マフラーが)ケツまで伸ばせないからサイド出しにしちゃった」みたいな感じでしょうか。
「ハネがデカすぎて路面食うけど最高速は伸びないねぇ」
ハネ=羽根であり、すなわちウイングのことを指しています。このセリフではリヤウイングのことをいっており、GTタイプあたりの翼面積が広く、また高いポジションが想像できます。つまり、大きなダウンフォースを得ることで路面を食う=タイヤがグリップするものの、空気抵抗によるスピードの損失がある、ということ。
また、「アイバッハ入れたら硬すぎてハネまくり」といった場合は、アイバッハのスプリングレートが高すぎて車体が跳ねるということで、同じハネでも意味合いが変わるという好例です。
